シティ・オブ・ゴッド
「シティ・オブ・ゴッド」は、2002年に製作されたブラジル映画。リオ・デ・ジャネイロのスラム街「シティ・オブ・ゴッド」を舞台に、暴力や貧困とともに生きるストリートチルドレンの姿を、実話を元に描く。フェルナンド・メイレレスとカティア・ルンドが共同で監督。登場人物には実際にスラム街に生きる人々が起用され、演技の訓練を受けて出演している。
1960年代から80年代にかけてのスラム街を舞台に、少年ギャングたちをヴァイオレンス満載で描いた本作は、2002年のカンヌ国際映画祭で特別招待作品に選ばれ、2004年のアカデミー賞で監督賞、脚色賞、撮影賞、編集賞にノミネートされるなど、高く評価された。後年には同名のテレビドラマも放送された。