登場人物・キャスト　ピンポン

スマイル/月本誠(ARATA)

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スマイル/月本誠は、片瀬高校の卓球部員である、映画「ピンポン」の登場人物。メガネがトレードマークで、名前の「月」からラケットには月のマークを入れている。ペコとは小さい頃からの付き合い。スカしてるといじめられた時にペコに助けてもらい、それ以来ずっとペコをヒーローだと思っている。卓球を教えてもらったのもペコ。チャイナやドラゴンも認める卓球の才能を持つものの情熱は薄く、ペコを相手にすると無意識に手を抜いて打つ。

才能を見抜いている顧問の小泉から見込まれるものの、厳しく指導されることを嫌がる。インターハイのチャイナ戦の前に、小泉から「勝ったら二度と構わない。負けたら自分の犬になる」と賭けを持ちかけられて同意する。チャイナとの戦いを優勢に進めるものの、チャイナがコーチに叱責される姿を見て同様にして敗北する。卓球から離れたペコが戻ってくるのを待ちつつ、小泉の指導によって実力をつけていく。

2回目のインターハイでは順調に決勝まで勝ち上がる。決勝では、ヒザの痛みを抱えながらもドラゴンを倒して決勝までやって来たペコとの対戦になり、「おかえりヒーロー」と小声でつぶやいて試合に臨む。試合には負けるものの、表彰式の写真ではかすかに笑みを浮かべている。その後、社会人となり、タムラ卓球場で子どもに卓球に教える姿を見せる。

・卓球での戦型はカット主戦型。ラケットは右シェイク。

・笑わないために「スマイル」のあだ名がついている。だが、小学生の時の卓球大会で2位になった時に弾けた笑顔を見せた写真が、タムラ卓球場に残されている。

・時間がある時はルービックキューブをしており、ペコとの決勝戦の前に完成させる。また、リラックスするとアマリリスを鼻歌で歌う。

キャスト

スマイル/月本誠を演じているのはARATA。公開時28歳頃。同時期の出演作には、「DISTANCE」(2001)などがある。

「ピンポン」の関連項目

セリフ・名言 7 ピンポン

スマイル「卓球なんて死ぬまでの暇つぶしだよ」

0:19:10頃小泉の厳しい指導に嫌気が差したスマイルが、体育館から出ていって・・・しまう。追いかけてきたペコにスマイルが語る言葉。卓球で世界一になりたいという目標を持つペコとは対照的に、スマイルは卓球にそれほど入れ込んでいなかった。・・・

セリフ・名言 10 ピンポン

スマイル「ねえ、ペコ。ヒーローって信じる？ピンチになったら必ず助けに来てくれるってやつ」

0:29:25頃インターハイでのチャイナとの試合前に、スマイルがペコに語りかけ・・・る言葉。小さい頃にいじめられていたところを助けてもらってから、スマイルにとってはペコがヒーローだった。このあと、チャイナとの試合で困ったスマイルが会場にペコを探すが、ペコの姿を見つけられない。・・・

セリフ・名言 26 ピンポン

スマイル「おかえり、ヒーロー」

1:46:20頃インターハイの決勝は、ペコとスマイルの戦いになる。一時は卓球か・・・ら離れていたペコだったが、スマイルは必ず戻ってくると信じていた。試合開始前に、スマイルがボソリとつぶやく言葉。スマイルにとって、ペコは小さい頃から常にヒーローだった。・・・

キーワード 3 ピンポン

卓球、ピンポン

「ピンポン」は、卓球に情熱を燃やすペコと、卓球の才能を持つもののやる気に欠けるス・・・マイルを中心とした物語である。2回のインターハイが描かれ、その間に起こったペコたちの物語がメインとなっている。2人の幼なじみだが卓球の才能に欠けるアクマ、中国のエリート選手だったが挫折して日本にやってきたチャイナ、勝つことが宿命となったプレ・・・

キーワード 7 ピンポン

片瀬高等学校、海王学園高校、辻堂学院高校

片瀬高等学校は、ペコやスマイルが通う高校。2人が所属する卓球部は強豪とは言えず、・・・1年生のペコがエースとなっている。かつて名プレーヤーだった小泉がコーチをしている。海王学園高校は、ドラゴンやアクマが通う高校。卓球部は全員がスキンヘッドである。ペコに勝つために卓球のことだけを考えて生きてきたアクマは、1年生からインター・・・