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Men in Black 3 - Hippies and Racial Profiling Scene (5/10) | Movieclips
エージェントJは、宇宙人を監視する秘密組織「MIB」のエージェントである、映画「メン・イン・ブラック3」の登場人物。Kによってスカウトされてから時がたち、今やベテランのエージェントとなっている。以前と変わらずKが相棒。中華料理屋を襲撃したボリスについて、Kが隠し事をしていることに不満を抱く。翌日、Kが40年前にボリスによって殺されて殉職した過去に変わっていることに気づく。
MIBのトップであるエージェントOから、過去が改変された可能性を聞き、タイムジャンプのマシンでKの殺された1969年に向かう。1969年では、自分を知らないKと会う。不審がられながらも、事情を説明して若き日のKからひとまず信用してもらい、ボリスを追う。ボルゴダイト星人から地球を守るため、アポロ11号の打ち上げロケットにアークネットのパーツを取り付ける必要が明らかになった時には、Kがボリスに殺されることを恐れる。ケープ・カナベラルの発射台にKを行かせたがらないが、Kのみが地球を救えると知る。
ケープ・カナベラルでは未来と1969年の2人のボリスが姿を現し、未来のボリスと戦いになる。1度あえて攻撃を受けたあとでタイムジャンプをして時間を戻し、攻撃をかわしてボリスを発射台から突き落とす。Kがアークネットのアポロ11号への取りつけに成功したあと、協力してくれた大佐が1969年のボリスに殺される様子を見る。また、大佐が自分の父親で、そのことをKが隠していたことを知る。
・中華料理屋では巨大宇宙魚と戦いになり、壁に押しつけられるものの、口に手を突っ込んで心臓を引き抜くことで倒す。
・人種差別意識の強かった1969年では、盗んだ高級車を運転していたところを警官に止められる。ニューラライザーで警官の記憶を消したあと、「黒人が高級車に乗っていても盗んだとは限らない」と話すが、盗んだ車に乗っていたことを思い出す。
・ボウリングが得意でMIBの大会では3年連続で優勝したことを語り、ボウリング場にいる宇宙人を尋問する時には、外れる丸いエイリアンの頭部をボール代わりにして転がす。
・父親からもらった懐中時計を携帯している。1969年では、大佐の息子が同じ懐中時計を持っていることから、大佐が父親と知る。
エージェントJを演じているのは、これまでに引き続き、アメリカの俳優であるウィル・スミス。公開時44歳頃。「メン・イン・ブラック」シリーズ(1997-)のほか、「インデペンデンス・デイ」(1996)などの出演作がある。