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Men in Black 3 - Your Daddy Is a Hero Scene (9/10) | Movieclips
エージェントKは、宇宙人を監視する秘密組織「MIB」のベテランエージェントである、映画「メン・イン・ブラック3」の登場人物。引き続きJとコンビを組んでいるが、相変わらず仏頂面で口数は少ない。長年の付き合いだったMIBのトップを務めたZの弔事では、「Zの私生活は何も知らない」と語る。中華料理屋で月の刑務所から脱獄したボリスと遭遇し、Jに隠し事をしていることが明らかになる。その夜、過去に戻ったボリスの影響で、この世から消えてしまう。
Jがボリスを倒すために向かった1969年では、若き日の姿を見せる。Jを怪しみながらも、説明を聞いていったんは信じることにする。Jと2人でボリスを探し、地球を守るシールドであるアークネットを月に向けて発射されるアポロ11号に取りつけるため、ケープ・カナベラルに向かう。未来よりも気さくな性格で、Jに対して「おまえはいいやつだ」と語る。
ケープ・カナベラルでは、1969年のボリスと戦いになる。発射台からボリスを突き落とし、アポロ11号にアークネットを取りつける。だが、協力してくれた軍の大佐が、生きていたボリスに撃ち殺されてしまう。大佐の息子に「君のパパはヒーローだ」と告げる。そして、大佐の息子がJであることが、Kの隠していた秘密であることが明らかになる。
・毎朝コーヒーを飲んだ時に、「泥水のようだ」と文句を言うのがお決まりのパターン。また、ダイナーでパイを食べる時は、10分悩んだあとにスペシャルメニューを聞き、結局はいつものメニュー(アップルパイのチーズ添え)を頼むのがお決まり。
・元の過去ではボリスを殺さずに逮捕していたが、Jが向かった過去では、Jのアドバイスを聞いてボリスを殺害する。
・1969年では、Oと恋仲にある。宇宙人のミック・ジャガーを追ってロンドンを訪れた時にOと出会い、日が昇るまでダーツをしたことをJに語る。だが未来では一定の距離を置いた関係となっている。
現在のエージェントKを演じているのは、これまでに引き続き、アメリカの俳優であるトミー・リー・ジョーンズ。公開時66歳頃。「メン・イン・ブラック」シリーズ(1997-)のほか、アカデミー助演男優賞を受賞した「逃亡者」(1993)などの出演作がある。同時期の出演作には、「終戦のエンペラー」(2012)、「リンカーン」(2012)、「キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー」(2011)などがある。
若き日のエージェントKを演じているのは、アメリカの俳優であるジョシュ・ブローリン。公開時44歳頃。「グーニーズ」(1985)、アカデミー助演男優賞にノミネートされた「ミルク」(2008)などの出演作がある