登場人物・キャスト　ストーリー・オブ・マイライフ／わたしの若草物語

ジョー・マーチ(シアーシャ・ローナン)

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Little Women (2019) - I Want to Be Loved Scene (7/10) | Movieclips

ジョー・マーチは、マーチ家の四姉妹の次女である、映画「ストーリー・オブ・マイライフ／わたしの若草物語」の登場人物。マサチューセッツ州コンコードで生まれ育つ。勝ち気な性格で、女性として生まれたことを残念に思っており、言葉遣いも当時の女性としては荒い。小説や戯曲を書くなど文章が得意で、日々の出来事などを書きつづっている。また、一生結婚はしないと考えている。

メグと出かけたダンス・パーティで隣家のローリーと知り合い、親しくなっていく。だが、ローリーから愛を明かされると、結婚すると傷つけ合うようになると考えて拒否をする。その後、小説家の夢をかなえるために、1人でニューヨークと移り住む。名前を明かさずに出版社の求める通りの刺激的な物語を書く。同じ下宿に住むベアから書いた小説を否定されると、怒りをあらわにする。

ベスの病気が悪化したことをきっかけに実家に戻り、小説に見切りをつけようと考える。ベスの死後、さみしさからローリーの愛を拒絶したことを早まったと考えるようになり、エイミーとともにヨーロッパから戻るローリーに渡そうと愛の手紙をしたためる。だが、ローリーとエイミーが結婚したことを聞いてショックを受ける。

自分たち家族のことを小説に書こうと決意し、昼夜を問わず執筆活動に明け暮れる。完成した小説を出版社に売り、小説内のジョーがハッピーエンドとするように求められると妥協する。だが、印税を引き上げさせ、著作権は売らないと宣言する。相続した伯母の豪邸を子どもたちのための学園にし、家族と学園を運営していく。

・南北戦争に従軍する父の負傷を聞き、母親が見舞いに行くことになった時には、必要な金を手に入れるために髪を売る。母親が不在の時に猩紅熱にかかったベスを必死に看病する。その後、自分の命が長くないことを悟っているベスに頑張るように話し、以前と同じように回復することを願うものの、願いはかなわない。

キャスト

ジョー・マーチを演じているのは、アイルランドの俳優であるシアーシャ・ローナン。公開時25歳頃。いずれもアカデミー主演女優賞にノミネートされた「ブルックリン」(2015)や「レディ・バード」(2017)のほか、「グランド・ブダペスト・ホテル」(2014)などの出演作がある。本作でもアカデミー主演女優賞にノミネートされた。同時期の出演作には、「ふたりの女王メアリーとエリザベス」(2018)などがある。