ロスト・ワールド／ジュラシック・パーク

公開年: 1997年
製作国: アメリカ
監督: スティーヴン・スピルバーグ
出演: ジェフ・ゴールドブラム、ジュリアン・ムーア、ピート・ポスルスウェイト、ヴィンス・ヴォーン

「ロスト・ワールド／ジュラシック・パーク」は、前作の原作を書いたマイケル・クライトンによる続編が元になっている。サイトBと呼ばれる施設で恐竜が飼育されていたという設定は同じだが、その他は大きく変更が加えられている。

アカデミー視覚効果賞にノミネートされるなど、恐竜の表現は評価された。一方で、ラジー賞（ゴールデンラズベリー賞）の、ワースト脚本賞、ワースト・リメイク・続編賞、ワースト非人道・公共破壊貢献賞にノミネートされるなど、否定的な意見も多かった。興行的には大ヒットとなり、北米では2億2千万ドルを超える興行収入を上げ、1997年の3位となった。日本では配給58億円となり、1997年の洋画の2位となった。世界での興行収入は、6億ドルを超えた。

恐竜の飼育場

「ジュラシックパーク」で恐竜のアミューズメント施設が作られていたヌブラル島の近くにあるイスラ・ソルナ島。ここに船で立ち寄った家族の娘が、小さな恐竜コンピーの群れに襲われる。マルコム博士はハモンドの屋敷に呼ばれる。マルコムは「ジュラシックパーク」の件をマスコミに話すものの、作り話と思われていた。ハモンドの屋敷についたマルコムは、ハモンドのおいであるルドローから、ルドローがインジェンの新社長となったことを聞く。

調査隊

ハモンドと会ったマルコムは、恐竜を飼育していたイスラ・ソルナ島で、恐竜たちが野生の状態で生きていることを聞く。ハモンドから調査隊に加わるように頼まれるものの断るマルコムだったが、恋人で古生物学者のサラが島にいることを聞き、救出に向かうことに決める。娘のケリーを呼び出したマルコムは、一緒に過ごせなくなったことを謝る。マルコムは、カメラマンのニック、装備担当のエディーとともに、島に向かう。

ステゴサウルス

島に到着したマルコムたちは、ステゴサウルスの群れを見つける。初めて生きた恐竜を見たニックとエディーは感激する。近くでステゴサウルスを撮影したサラが見つかけた一行は、ベースキャンプで火が燃えていることに気づく。ベースキャンプに戻ったマルコムたちは、そこでマルコムの娘ケリーを見つける。ケリーが食事を作るために、火を燃やしていたのだった。