ダイ・ハード2

公開年: 1990年
製作国: アメリカ
監督: レニー・ハーリン
出演: ブルース・ウィリス、ウィリアム・サドラー、フランコ・ネロ、ジョン・エイモス、ボニー・ベデリア

「ダイ・ハード2」は、刑事ジョン・マクレーンが活躍した大ヒット作「ダイ・ハード」(1988)の続編。前作では高層ビルが舞台だったが、本作では空港が舞台となっている。空港の管制機能を乗っ取ったテロリストとマクレーンが対決する。

前作に引き続き、マクレーンをブルース・ウィリスが演じている。また、妻のホリーを演じたボニー・べデリア、テレビのレポーターのリチャード・ソーンバーグを演じたウィリアム・アザートンも出演している。監督のレニー・ハーリンは、本作のヒットで株を上げた。

興行的にヒットとなり、北米で1億1千万ドル以上の興行収入を上げ、1990年の8位となった。日本でも32億円の配給収入を上げて、1990年の4位となった。

ダレス空港

クリスマス、ワシントンのダレス国際空港。飛行機で到着する妻のホリーを迎えに、ジョン・マクレーンが空港にやって来る。ダレス国際空港には、アメリカ当局に逮捕された南米の国バルベルデの将軍のエスペランザが、飛行機で護送されることになっている。アメリカ軍の特殊部隊の元大佐であるスチュアートが部下たちと出動する。スチュアートの部下が、空港近くの教会を占拠する。

荷物運搬室

マクレーンは、空港で怪しい男たちを見つける。荷物運搬室に入っていく男を追ったマクレーンは、2人の男と銃撃戦になる。1人の男を殺し、もう1人を追うものの、警官に止められる。一方、飛行機に乗るホリーは、以前に公衆の面前で顔を殴ったことから犬猿の仲である、テレビのリポーターのリチャード・ソーンバーグが同じ便に乗っていることを知る。

教会

空港警察の署長であるロレンゾに現場の封鎖を進言するマクレーンだったが、ロレンゾから邪険に扱われる。マクレーンは、死体の指紋をロス警察のパウエルに照合を頼み、記録では死んだことになっている兵士であることが分かる。管制室の責任者のトルドーは、雪による悪天候のために、着陸予定の飛行機を旋回して待たせることにする。スチュアートと部下は、教会を即席の基地とする。