登場人物・キャスト　ファイト・クラブ

ロバート・ポールセン(ミート・ローフ)

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ロバート・ポールセンは、睾丸がんの治療で胸がふくらんでいる男性である、映画「ファイト・クラブ」の登場人物。かつてボディビルのチャンピオンだったが、ステロイド剤を乱用（競走馬に使う薬も使ったという）し、睾丸がんとなる。治療のために女性ホルモンを投与した影響で、胸が大きい。

睾丸がんの患者の会で語り手とコンビを組み、語り手に思いのたけをぶちまける。また、語り手を大きな胸で抱きしめる。語り手は堰を切ったように涙を流し、その夜はぐっすりと眠れる。その後、語り手と再会し、ファイト・クラブに入会していることが明らかになる。

タイラー・ダーデンが組織する、「騒乱計画（プロジェクト・メイヘム）」の実行部隊の1人となる。広場に置かれた球形のオブジェの台座を破壊して、転がったオブジェがコーヒー店を破壊する「一石二鳥計画」に参加したところを、警官によって頭部を撃たれて死亡する。遺体は、タイラーの家の裏庭に埋められ、「ロバート・ポールセン」の名前は、殉教者としてファイト・クラブのメンバーの中に残る。

キャスト

ロバート・ポールセンを演じているのは、アメリカのミュージシャンであるミートローフ。当時52歳頃。「マイ・フレンド・メモリー」などで、俳優としても活躍している。

ファイト・クラブのメンバー「彼の名はロバート・ポールセン。彼の名はロバート・ポールセン」

1:47:20頃タイラーが計画した「騒乱計画（プロジェクト・メイヘム）」に参加・・・したロバート・ポールセンは、警察に頭を撃たれて死んだ。ロバートとは睾丸がん患者の会からの付き合いだった語り手は、ロバートの死を悼み、「彼には名前がある」とメンバーに話す。だが、メンバーの男たちは、お題目のようにロバートの名前を口にするのだっ・・・

キーワード 5 ファイト・クラブ

患者の会

不眠症に悩む語り手は、医者から「睾丸がん患者の会に行ってみろ。あそこにあるのが本・・・当の苦しみだ」と言われたことがきっかけで、睾丸がん患者の会に出席する。そこでは、元妻が別の男性の子どもを産んだことを泣きながら話す男性などがいた。ホルモン治療の影響で胸が大きくなったロバート・ポールセンに抱きしめられた語り手は、せきを切った・・・

キーワード 9 ファイト・クラブ

ファイト・クラブ、殴り合い

タイラーと殴り合った語り手は、それまでに味わったことのない充足感を覚え、やみつき・・・になる。同じように充足感を覚える男たちが集まり、場所をルーの酒場の地下に変えて、「ファイト・クラブ」と呼ばれる組織となる。ファイト・クラブは広がっていき、アメリカ中に支部ができる。ファイト・クラブには、タイラーが決めたルールがある。1つ・・・

キーワード 12 ファイト・クラブ

プロジェクト・メイヘム（騒乱計画）、スペース・モンキーズ

ファイト・クラブのリーダーとなったタイラー・ダーデンは、「プロジェクト・メイヘム・・・（騒乱計画）」と名づけられた作品を実行に移す。「スペース・モンキーズ」と呼ぶ志願者を募り、自動車販売店の車をハトのフンだらけにするといった嫌がらせから、コンピューターショップの爆破など規模が大きくなり、やがては金融街の複数のビルを爆破すると・・・

人物 1 ファイト・クラブ

語り手/ナレーター

俳優：エドワード・ノートン語り手（ナレーター）は、映画「ファイト・クラブ」の登場人物。大手自動車会社のリコ・・・ール調査部門に勤務し、IKEAの家具を買うなど物質的には充足した生活を送っている。だが、不眠症に悩まされている。自分が6歳の時に、父が女性と家を出てしまった過去がある。不眠症で苦しんでいるところを、医者から睾丸がん患者の方が苦しんでいる・・・