登場人物・キャスト　君の名は。

立花瀧(神木隆之介)

重要な部分に触れている場合があります。

「君の名は。」特報3

立花瀧は、東京都立神宮高等学校に通う高校生である、映画「君の名は。」の登場人物。四ツ谷のマンションに父親と2人で暮らしている。強くないもののケンカっ早く、ほほにガーゼをつけた姿を見せる。建築に興味があり、絵が得意。スマートフォンに日記をつけている。イタリアンレストランでウェイターのバイトをしており、バイトの先輩である奥寺に恋をしている。どこで手に入れたか分からない組紐を、お守り代わりに手首に時折結びつけている。

ある時から、飛騨の糸守町に住む女子高生である三葉（みつは）と体が入れ替わるようになる。最初は動揺するものの、三葉との間にルールを設けてうまくやっていこうとする。三葉になっている時に男子のように振る舞う姿から（バスケで活躍する様子などが描かれる）、女子から告白されたりもする（男子からも）。

三葉になっている時に、一葉や四葉と山奥にある宮水神社のご神体に口噛み酒を奉納に行く。自分になっている時の三葉が奥寺先輩に気に入られたことから、六本木でデートをするものの盛り上がらずに終わってしまう。

三葉との入れ替わりがなくなってしまったことから、糸守町のスケッチを手に飛騨に向かう。飛騨では、糸守町は3年前に隕石の衝突によって消滅し、三葉たちも死んでいたことを知る。三葉がスマートフォンに残したメモも消え、三葉のことは幽霊や自分の妄想と考えるうちに三葉の名前も思い出せなくなる。ご神体に行けば何かが分かると考え、山奥に向かう。ご神体に奉納された口噛み酒を飲むと、3年前に起こった隕石衝突の日の、三葉の体と入れ替わる。

町長である三葉の父に隕石が衝突することを話すがあしらわれてしまう。三葉でなければ止められないと考え、自分の体に入り込んだ三葉に会うためにご神体に向かい、カタワレ時（たそがれ時）に3年の時を超えて三葉と会い、元の体に戻る。名前を忘れないようにと、三葉の手のひらに名前を書くことになるが、名前ではなく「すきだ」と書く。

カタワレ時が終わって三葉と離ればなれになる。目を覚ますと、三葉のことも入れ替わりのことも糸守町のことも忘れている。だが、誰かを探している感覚に囚われ、避難訓練によって隕石の衝突にもかかわらず町民が助かった糸守町のことが気にかかる。5年が過ぎた春には、建築関係の仕事を求めて就職活動をしている。並走する別々の電車に乗る女性（三葉）と目が合う。電車を降りて三葉を探し当て、互いに「君の名前は？」と声をかける。

・絵が得意なため、三葉と入れ替わりがなくなったあとに、糸守町の風景のスケッチを描いて飛騨に向かう。高山ラーメンの店主に、隕石で消滅した糸守町であることを教えてもらう。ラーメン屋の店主はご神体に向かう瀧を車で途中まで送ってくれ、弁当まで渡してくれる。別れ際に、瀧が描いた糸守町のスケッチが「よかった」と店主から言われる。

・どこから手に入れたか分からずに手首に巻き付けていた組紐が、3年前に自分に会うために東京に来た三葉からもらっていたものであることを思い出す。組紐は、カタワレ時に時を超えて会えた三葉に返す。

・三葉になった時には、自分が女性であることを確認するために何度も胸を揉む。その姿を三葉の妹である四葉から不審がられている。また、四葉から胸の話を聞いていた三葉から、時間を超えて会った時に怒られる。前にはスカートで足を開いて怒られてもいた。

・立花瀧の声を担当しているのは神木隆之介。