登場人物・キャスト　メン・イン・ブラック

エドガー/バグ(ヴィンセント・ドノフリオ)

重要な部分に触れている場合があります。

Men in Black (1997) - Edgar Takes a Hostage Scene (6/8) | Movieclips

エドガーは、宇宙人バグに皮膚を乗っ取られてしまう男である、映画「メン・イン・ブラック」の登場人物。庭に墜落したUFOの様子を見に行き、宇宙人のバグに皮膚を残して食べられてしまう。人間のローゼンバーグになりすましたアルキリア星の王族が持つ”銀河”（巨大な原子のエネルギー）を奪うことが目的で地球にやって来た。

エドガーの皮をかぶったバグは、家に戻って大量の砂糖を入れた水を頼む。妻から皮のたるみを指摘され、頭の後ろに引っ張って見せ、妻を気絶させる。バグは、ローゼンバーグを殺害し、ローゼンバーグの店（宝石店）を探すが”銀河”を見つけられない。ローゼンバーグが飼っていたネコの首輪についた容器を思い出し、ネコのいた死体置場に向かう。死体置場で”銀河”を手に入れ、検視官のローレルを連れ出す。

万博の跡地に展示されているUFOが本物であることに気づいており、ローレルを連れてUFOに乗って飛び立とうとするが、ローレルには逃げられる。UFOで空を飛ぶが、KとJによって巨大な銃で撃ち落とされる。本当の姿である巨大なゴキブリのような姿となり、KとJの持つ銃を飲み込み、もう1つのUFOで飛び立とうとする。だが、虫を踏みつぶすKを止めようとする間に、わざとバグに食べられたKが、体内から銃を発射する。傷ついた状態ながらも、再びKとJを襲おうとするが、近くにいたローレルに撃たれて絶命する。

・人間を下等生物と考えおり、同族の虫が人間に殺される姿に我慢ができない。害虫駆除業者の男や、ハエたたきでハエを殺す死体置場の受付の男を殺害する。また、UFOに乗って旅立とうとする時にも、Kがゴキブリを踏みつぶすのを見過ごすことができない。7,800万匹の虫の家族がいるという。

・エドガーの皮は徐々に腐り、たるんでいく。

キャスト

エドガー/バグを演じているのは、アメリカの俳優であるヴィンセント・ドノフリオ。当時38歳頃。「フルメタル・ジャケット」(1987)などで知られる。同時期の出演作には、「ニュートン・ボーイズ」(1998)、「フィーリング・ミネソタ」(1996)、「草の上の月」(1996)などがある。ドノフリオは、虫のドキュメンタリーを見て研究し、ヒザを曲げないで歩く動きを取り入れたという。また、「博士の異常な愛情」(1964)のピーター・セラーズの動きも取り入れたという。

・特殊メイクを担当したリック・ベイカーによると、「フルメタル・ジャケット」の撮影で無理に太ったことから、ドノフリオの顔の皮膚はよく伸び、たるみを直すシーンでは皮膚が伸びる特徴が役立ったという。

・ジョン・タトゥーロも候補だったという。

エドガー/バグにさらわれるローレル

凶暴な宇宙人のバグが狙っている”銀河”は、死体置場にいたネコの首輪につけられた容・・・器に入っていることに気づいたKとJ。だが、バグも首輪に気づき、一足先に死体置場に来ていた。バグは、ネコの首輪から”銀河”の入った容器を奪い、ローレルを連れて逃げていく。 Jとローレルが会うのは2度目だが、1回目に会った時のローレルの記憶は・・・

シーン 7 メン・イン・ブラック

バグの乗るUFOを撃墜するKとJ

万博の跡地に本物の宇宙船が展示されていることに気づいた宇宙人のバグは、宇宙船を飛・・・ばして地球を去ろうとする。だが、KとJによって、巨大な銃で撃たれて墜落する。宇宙船の中から姿を現したバズは、エドガーの皮をはがして、巨大なゴキブリのような本当の姿を現す。姿を変えたバズは、あ然とするKとJが手に持つ銃を飲み込んでしまう。・・・

シーン 8 メン・イン・ブラック

バグの最期

巨大なゴキブリのような本当の姿を見せた宇宙人のバグは、KとJが持つ巨大な銃を飲み・・・込んでしまう。Kは銃を取り戻すためにわざとバグに食べられ、Jは時間を稼ぐ。バグに対してなすすべがないJだったが、バグの仲間であるゴキブリを踏みつぶすことで、バグの注意を引く。バグは仲間の虫が殺されることを許せず、以前にはハエを殺した男を殺し・・・