登場人物・キャスト ミリオンダラー・ベイビー
マギー・フィッツジェラルド(ヒラリー・スワンク)
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Million Dollar Baby: 10th Anniversary -- The Blue Bear -- Available February 4
マギー・フィッツジェラルドは、女子プロボクサーとして活躍する、映画「ミリオンダラー・ベイビー」の登場人物。ミズーリ州セオドシアの貧民街の生まれ。映画のスタート時には31歳。父親は亡くなっており、弟は刑務所、妹は子供の死を隠して不正に生活保護を受け、母親は145キロの巨漢。本来なら故郷に戻るべきと思っているが、ボクシングの夢が捨てられず、ウェートレスをしながら我流でボクシングの試合に出ている。 フランキーにトレーナーを頼むものの断られる。だが、半年分のジムの使用料を前払いして、フランキーのジムに通う。深夜まで練習をする姿を見たスクラップからサンドバッグの打ち方を教えてもらい、古いフランキーのスピードバッグを借りる。3時半に起きて浜辺を走るなどのトレーニングを積む。32歳の誕生日の夜にフランキーと話をし、諦めるように語るフランキーに家族やボクシングについての思いを語り、トレーナーを引き受けてもらう。 スピードバッグの打ち方や体重移動について教わり、プレッシャーがかかると息を止めるクセを教えてもらう。フランキーの教によってすぐに上達するが、マネージャーのサリーに預けられる。サリーが組んだ試合で苦戦するが、サリーを追い出してセコンドについたフランキーのアドバイスによって勝利する。その後は1ラウンドKO勝利で連戦連勝し、対戦相手がいなくなったために階級が上の選手とも戦う。階級が上の選手との戦いでは鼻を折るものの、フランキーの応急処置によってKO勝利を収める。 12試合連続でKO勝利を収め、世界チャンピオンから試合のオファーが来るものの、フランキーが時期尚早として断る。そのことを知ったスクラップから、敏腕マネージャーのミッキー・マックを紹介してもらうが、フランキーについていくことを決めているために断る。この頃には、フランキーを父との間に絆が生まれている。 フランキーがイギリスチャンピオンとの試合を組んでくれ、試合前には「モ・クシュラ」と書かれた緑色のガウンを贈られる。ヨーロッパでも連戦連勝し、観客から「モ・クシュラ」と呼ばれる人気者となる。アメリカに戻り、貯めた金で母親に家を買ってやるものの、母親からは「現金の方が良い」と冷たく言われた上に、「あんたは近所の恥さらし」とまで言われショックを受ける。一緒に来ていたフランキーに、父が犬を殺した話をし、父と来たというレモンパイのおいしいダイナーをフランキーに教える。 ついに世界チャンピオンのビリーとのタイトルマッチとなる。ビリーのダーティなファイトに苦戦しながらも、徐々に自分のペースで試合を進めるようになる。だが、インターバル中にもかかわらずビリーに背後から殴られ、イスに首を打ちつけて第一頚椎と第二頚椎を損傷し、全身麻痺となってしまう。 ベッドで寝たきりとなり、人工呼吸器が必要の状態となるも、フランキーが世話をしてくれる。だが、姿を見せた母親や妹たちがユニバーサル・スタジオなどで遊ぶことを優先し、資産を母親に移す契約を結ばせようとしたことから、母親たちを追い返す。さらに、動かなくなった足が壊疽を起こしたために切断を余儀なくされる。 フランキーに父親が犬を殺した話を思い出させ、自分の死を手伝ってくれるように頼む。フランキーが断ったために、二度に渡って舌を噛み切って死のうとするが医者の処置によって生き延び、鎮静剤を打たれるようになる。決心したフランキーによって人工呼吸器を外され、アドレナリンの注射を打たれる。その前にフランキーから、「モ・クシュラ」の意味が「私の血、私の愛する人」という意味であることを聞き、笑顔を浮かべて涙をこぼす。 ・ボクサーとして頭角を現すまでは苦しい生活を送っており、働いているレストランの食べ残しの肉を持って帰り(見とがめた客には「犬のエサ」と話す)、チップを貯めてスピードバッグを買う(大量の小銭を代金として渡す)姿を見せる。
キャスト
マギー・フィッツジェラルドを演じているのは、アメリカの俳優であるヒラリー・スワンク。公開時30歳頃。アカデミー主演女優賞を受賞した「ボーイズ・ドント・クライ」(1999)などでも知られる。同時期の出演作には、「ヒラリー・スワンク IN レッド・ダスト」(2004)、「ザ・コア」(2003)、「11:14」(2003)などがある。 スワンクは、世界最高のトレーナーと言われるヘクター・ロカの元で3カ月のトレーニングを積んで筋肉をつけ、約9キロ増量して撮影に臨んだという。また、実際の女子プロボクシングのチャンピオンであるルシア・ライカ(ビリー役で出演)とスパーリングをして鍛えたという。
「ミリオンダラー・ベイビー」の関連項目
シーン 1
ミリオンダラー・ベイビー
ロサンゼルスで「ヒット・ピット」という小さなボクシング・ジムを経営しているフラン・・・ キー・ダン。女性ボクサーのマギーからトレーナーを頼まれるフランキーだったが、「女性は教えない」と断る。だが、ジムで働く元ボクサーのスクラップは、夜遅くまで練習するマギーにサンドバッグの打ち方を教え、フランキーがしまい込んでいたスピードバッグ・・・
シーン 2
ミリオンダラー・ベイビー
女性ボクサーのマギーからトレーナーを頼まれたフランキーだったが、「女性は教えない・・・ 」と断る。だがマギーは諦めない。そんなマギーに元ボクサーのスクラップがサンドバッグの打ち方を教えてくれる。有望なボクサーのビッグ・ウィリーが世界タイトルの挑戦に慎重なフランキーの元から去ってしまう。フランキーはショックを受ける。
ビッグ・・・・
シーン 3
ミリオンダラー・ベイビー
フランキーからトレーニングを受けるようになったマギー。フランキーの指導を吸収した・・・ マギーは、急速に実力をつけていく。試合に出ることになったマギーを、フランキーはマネージャーのサリーに預ける。だが、サリーが相手選手のジムに恩を売るために強い相手を選んだことを知ったフランキーは、試合中にもかかわらずサリーを追い払い、自分がセ・・・
シーン 4
ミリオンダラー・ベイビー
フランキーからの教えを受けたマギーは連戦連勝を重ね、イギリスチャンピオンにも勝利・・・ を収める。さらにヨーロッパを転戦して勝利を重ねる。フランキーが作ってくれたガウンに書かれたゲール語「モ・クシュラ」がマギーのニックネームとなり、会場では「モ・クシュラ」コールがわき起こるようになる。
アメリカに戻ったマギーは、試合で貯めた・・・
シーン 5
ミリオンダラー・ベイビー
フランキーからの教えを受けたマギーは連戦連勝を続ける。イギリスチャンピオンにも勝・・・ 利を収め、ヨーロッパを転戦して勝利を重ねる。フランキーが作ってくれたガウンに書かれたゲール語「モ・クシュラ」がマギーのニックネームとなり、会場では「モ・クシュラ」コールがわき起こるようになる。そんなマギーに、ついに世界タイトル挑戦のチャンス・・・
セリフ・名言 6
ミリオンダラー・ベイビー
0:18:45頃
女性のマギーをバカにするボクサーのショーレル。だがマギーも負け・・・ ておらず、前夜にKO負けを喫したショーレルのことをバカにする。近くにいたデンジャーは大爆笑して、寝転がってショーレルのマネをするのだった。
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セリフ・名言 7
ミリオンダラー・ベイビー
0:32:10頃
自分の元を去ったビッグ・ウィリーが世界チャンピオンとなった夜。・・・ フランキーは夜遅くまで練習をしているマギーと話をする。マギーからのトレーナーの依頼を断っていたフランキーは、ボクサーとしては年を重ねたマギーからボクシングにかける熱い思いを聞く。
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セリフ・名言 8
ミリオンダラー・ベイビー
0:33:20頃
自分の元を去ったビッグ・ウィリーが世界チャンピオンとなった夜に・・・ 、フランキーは夜遅くまで練習をしているマギーと話をする。マギーからのトレーナーの依頼を断っていたフランキーだったが、ボクシングにかけるマギーの情熱を感じ取る。
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セリフ・名言 13
ミリオンダラー・ベイビー
0:46:20頃
フランキーの助言によってマギーがノックアウト勝ちを収めたあとの・・・ 、控室でのやりとり。フランキーはマギーをマネージャーのサリーに預けていたが、マギーは見捨てられたと感じていた。2人の間には絆が生まれていた。
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セリフ・名言 14
ミリオンダラー・ベイビー
1:06:20頃
イギリスチャンピオンとの対戦前の控室でのやりとり。マギーがこれ・・・ まで愛に飢えて生きてきたことがさり気なく描かれる。また、フランキーはジョークで「俺が君にプロポーズする」と語るが、2人の間には強い絆が生まれていた。
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セリフ・名言 17
ミリオンダラー・ベイビー
1:20:55頃
ラスベガスで世界タイトルに挑戦することになったマギー。移動手段・・・ についてのフランキーとマギーのやり取り。マギーの言葉通り、帰りは車となるものの、思っていた形ではなかった。帰りの道中では、全身麻痺となったマギーがフランキーに「行きは飛行機で、帰りは車」と、言った通りになったことをジョーク交じりに話す。
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セリフ・名言 20
ミリオンダラー・ベイビー
1:46:55頃
全身麻痺となったマギーの元に、母親や妹たちがやってくる。だが、・・・ 母親たちはユニバーサル・スタジオのTシャツを着ており、遊んできたことがバレバレだった。さらにマギーの資産を移すための書類にサインさせようとするのだった。マギーはそんな母親に絶望し、縁を切る決意をする。
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セリフ・名言 21
ミリオンダラー・ベイビー
1:51:40頃
全身麻痺となったマギーは、足が壊疽を起こしたために左足を切断す・・・ る。金のことしか考えない家族にも絶望したマギーは、死を考えるようになる。マギーは以前に、父親が足の悪い犬のアクセルを殺した話をフランキーにしていた。マギーの言葉にフランキーは悩む。
・・・
その他の「ミリオンダラー・ベイビー」の登場人物・キャスト
人物 3
ミリオンダラー・ベイビー
俳優:モーガン・フリーマン
エディ・“スクラップ・アイアン”・デュプリスは、ヒット・ピットジムの雑用係である・・・ 、映画「ミリオンダラー・ベイビー」の登場人物。若い頃はプロボクサーで、109回の試合を戦い、39歳まで現役だった。フランキーとはその頃からの付き合い。最後の試合で右目を失明し、眼球の色も変わってしまう。最後の試合では、カットマンをしていたフ・・・
人物 4
ミリオンダラー・ベイビー
俳優:ジェイ・バルチェル
デンジャーは、ヒット・ピットジムに通う男性である、映画「ミリオンダラー・ベイビー・・・ 」の登場人物。テキサス州出身。2年前に母親のボーイフレンドとロサンゼルスに連れてこられ、そのまま置いてきぼりにされた。ジムにたどりつき、通うようになる。練習代を払っていないが、スクラップによって見逃されている。
ジムに顔を出すものの本格的・・・
人物 5
ミリオンダラー・ベイビー
俳優:マイク・コルター
ビッグ・ウィリーは、ヒット・ピットジムに通うボクサーである、映画「ミリオンダラー・・・ ・ベイビー」の登場人物。将来有望なボクサーで、8年前から指導を受けているフランキーからも期待されている。世界タイトルの挑戦に慎重なフランキーの言うことを聞いていたが、ついに業を煮やしてフランキーの元を去る決意をする。フランキーにそのことを告・・・
人物 6
ミリオンダラー・ベイビー
俳優:ルシア・ライカ
ビリーは、女子ボクシングのWBA世界ウェルター級チャンピオンである、映画「ミリオ・・・ ンダラー・ベイビー」の登場人物。ニックネームは「ブルーベアー」。東ドイツの売春婦上がりで、汚いファイトでも知られる。連戦連勝を重ねるマギーとのタイトルマッチでもひじ打ちなどの汚い攻撃を見せるが、徐々にマギーにペースを握られる。インターバル時・・・
人物 7
ミリオンダラー・ベイビー
俳優:ブライアン・オバーン
ホーヴァクは、フランキーが通う教会の神父である、映画「ミリオンダラー・ベイビー」・・・ の登場人物。毎日のようにミサに訪れるフランキーから、神をあざけるような質問を長年に渡って受け続けている。そんなフランキーを不思議に思う一方で、フランキーの態度に怒りを見せて思わず汚い言葉を口走ってしまう姿も見せる。全身麻痺となったマギーに殺・・・