登場人物・キャスト　猫の恩返し

バロン(袴田吉彦)

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バロンは、ハルを助けるために活躍する猫の人形である、映画「猫の恩返し」の登場キャラクター。作成者につけられた名前は、フンベルト・フォン・ジッキンゲン男爵。「猫の事務所」と呼ばれる建物の窓のそばに飾られている。タキシードを着用し、ステッキを持っている。陽が沈むと動き出す。大きな猫のムタや、カラスのトトと親しい。紅茶は自前のスペシャルブレンドだが、毎回味が異なるという。

ムタに連れられてきたハルの事情を知っており、猫の国に連れ去られたハルを追う。ベネチアンマスクをつけて祝宴に入り込み、ハルとダンスを踊って安心させる。だが、猫王に怪しい者と目をつけられ、ハルを連れて元の世界に戻るために塔へと向かう。塔では、ハルを執拗に追う猫王と1対1の対決となり、剣で猫王の下半身の毛をすべて刈り取って勝利を収める。ハルたちと塔の上から元の世界に戻り、ハルに別れを告げて猫の事務所へと戻っていく。

・剣術に秀でており、剣を用いた猫王との戦いのほか、兵士たちの戦いではステッキを剣のように使って倒す。

・バロンの声を担当しているのは袴田吉彦。英語の吹き替えは、イギリスの俳優であるケイリー・エルウィスが担当している。

・「猫の恩返し」は、「耳をすませば」の主人公である月島雫が書いた物語という設定で、バロンは「猫の恩返し」にも登場した人形である。

「猫の恩返し」の関連項目

セリフ・名言 6 猫の恩返し

バロン「人が持つ思いや願い、そういうものを込めて作られた物には、いつしか心が宿る。私や彼のようにね」

0:25:00頃猫のムタに連れられて、小さな建物が立ち並ぶ場所にやって来たハル・・・。太陽が沈むと、建物に飾られていたタキシードを着た猫の人形が動き出す。バロンと呼ばれる人形がハルに語る言葉。「彼」というのはカラスのトトのこと。・・・

セリフ・名言 7 猫の恩返し

バロン「私のスペシャルブレンドだ。その都度味が変わるので、保証はできないがね」

0:27:55頃人形のバロンが動き出し、ハルを小さな自宅に招待する。バロンは、・・・小さなカップに紅茶を注いでハルに飲ませてやる。今回の紅茶は当たりだったようで、ハルは「おいしい」と感想を述べる。このセリフは、映画の終わりでもハルの口から母の直子にも語られる。・・・

セリフ・名言 9 猫の恩返し

バロン「君がどうすれば、しっかりと自分の時間を生きられるか考えよう」

0:30:50頃猫の国の妃にさせられることを恐れるハルに、バロンが語る言葉。ハ・・・ルは思わず「猫の国もいいかもね」とつぶやいてしまったことから、猫の国に連れて行かれそうになっていた。そんなハルに、バロンが自分をしっかりと持つようにアドバイスする。・・・

セリフ・名言 10 猫の恩返し

バロン「私は、フンベルト・フォン・ジッキンゲン。ハルを迎えに来た！」

0:46:25頃猫の国に連れて来られたハルは、猫王の城で祝宴に招かれる。だが、・・・体が猫化を始めたことやムタが死んでしまったと思ったことから、落ち込む姿を見せる。そこに、ベネチアンマスクをして変装したバロンが、ハルを助けに現れる。猫王から「怪しいやつ」と言われたバロンは、マスクを取って名を名乗る。・・・

セリフ・名言 14 猫の恩返し