登場人物・キャスト　踊る大捜査線　THE MOVIE

青島俊作(織田裕二)

重要な部分に触れている場合があります。

青島俊作は、湾岸署刑事課強行犯係の巡査部長である、映画「踊る大捜査線　THE MOVIE」の登場人物。現場をよく知っている所轄の刑事ではなく、本庁の捜査員が重大事件を取り仕切ることに不満を抱いている。思いを同じにする警察官僚である室井と、「自分は現場で頑張り、室井は組織を変えるために偉くなる」と約束をしている。現在は3カ月の減給中で、2カ月半にしてもらうために、署長のゴルフ接待のお供に精を出す。また、署長らからは経費の使いすぎを指摘されている。

川に遺体が浮かんだ猟奇殺人を担当し、副総監の誘拐に気を取られている本庁には内緒で捜査を進める。雪乃に怪しい人物とカフェで会わせ、周囲で様子を見守る。だが、副総監の誘拐犯からの入電に気を取られ、雪乃が手をメスで切られてしまう。雪乃の名を叫ぶ声が誘拐犯からの電話でも聞こえたことから、犯人が周囲にいたことがわかり、大量の前歴者の写真のチェックを命じられる。さらには、警察署に姿を現した猟奇殺人の犯人である日向真奈美に対応するなど、眠らずに仕事をする。

副総監の誘拐事件のヒントを得ようと真奈美と話し、「犯人は子ども」とヒントをもらう。他の情報を重ね合わせて坂下始という人物にたどり着くが住所がわからない。その時に、和久に渡していたスモークボールが燃やされて立ち上った紫色の煙に気づき、すみれと現場に向かう。室井の命令によって坂下の自宅に踏み込むが、坂下の母親に腰部を刺される。病院に運ばれる途中で意識を失うが、3日間寝ていなかったために眠り込んでしまったことがわかる。病院に入院し、少しでも早く復帰しようとリハビリを始める。

・坂下の自宅を突き止めた時には、室井に指示を求める。その際には、警視庁の捜査員による確保にこだわる警察上層部に声を荒げる。警察上層部の意向を無視して確保を命じる室井の指示に従う。

キャスト

青島俊作を演じているのは織田裕二。公開時31歳頃。本作で、日本アカデミー賞優秀主演男優賞に選ばれた。

「踊る大捜査線　THE MOVIE」の関連項目

セリフ・名言 9 踊る大捜査線　THE MOVIE

青島「できますよ、室井さんだったら。俺が信じた男ですよ。待ってますよ、俺。頑張りましょうよ。俺たちの思い実現するまで」

0:54:05頃副総監誘拐事件を指揮する室井だったが、指定された身代金の受け渡・・・し場所に犯人は現れなかった。湾岸署の休憩室で顔を合わせた青島と室井。2人はかつて交わした約束について話をする。そんな2人の様子を、和久がこっそりと見ている。・・・

セリフ・名言 16 踊る大捜査線　THE MOVIE

青島「“天国と地獄”だ・・・」

1:28:40頃副総監の誘拐犯について、未成年者の可能性を探る青島たち。坂下始・・・という人物の名前が浮かび上がるものの、住所まではわからない。その時青島は、紫色の煙の上がる煙突を見つける。黒澤明監督作「天国と地獄」(1963)を思わせる場面に遭遇した青島がつぶやく言葉。・・・

セリフ・名言 17 踊る大捜査線　THE MOVIE

青島「事件は会議室で起きてんじゃない！現場で起きてんだ！」

1:32:35頃副総監の誘拐犯と思われる坂下始の自宅を突き止めた青島。青島は室・・・井に指示を求めるが、上層部が口を出してくる。坂下と思われる男性に姿を見られた青島が確保に向かおうとするが、上層部は反対する。それを聞いていた青島が無線に向けて叫ぶ言葉。聞いていた警察関係者の誰もが、動きを止めて耳を傾ける。・・・

セリフ・名言 24 踊る大捜査線　THE MOVIE