セリフ・名言　プラトーン

クリス「生き残った俺たちには義務がある。戦場で知ったことを伝え、残された人生を正しく生き、命をムダにしないということだ」

重要な部分に触れている場合があります。

クリス（ナレーション）「今振り返ってみると、俺たちは敵と戦っていたのではなく、自分と戦っていたんだ。敵は俺たちの中にいた。俺の戦争は終わった。だが、このあとの人生にいつまでも残り続ける。エリアスがバーンズと戦い続けたように。ラーが魂に悪魔が取りつくと言っていたやつだ。時がたつと、俺はエリアスとバーンズの2人の父親の子どもだったように感じる。どちらにせよ、生き残った俺たちには義務がある。戦場で知ったことを伝え、残された人生を正しく生き、命をムダにしないということだ」

Chris Taylor: I think now, looking back, we did not fight the enemy; we fought ourselves. And the enemy was in us. The war is over for me now, but it will always be there, the rest of my days as I'm sure Elias will be, fighting with Barnes for what Rhah called possession of my soul. There are times since, I've felt like the child born of those two fathers. But, be that as it may, those of us who did make it have an obligation to build again, to teach to others what we know, and to try with what's left of our lives to find a goodness and a meaning to this life.

1:54:15頃
「プラトーン」の最後のセリフ。負傷しながらもジャングルでの激しい戦闘を生き延びたクリスが、ヘリで運ばれる姿にかぶせて語られる。クリスにとってベトナム戦争での経験は、一生忘れることができないものとなっていた。

「プラトーン」の関連項目

人物 1 プラトーン

クリス・テイラー

俳優：チャーリー・シーンクリス・テイラーは、ベトナム戦争に従軍する若い兵士である、映画「プラトーン」の登・・・場人物。裕福な家庭に育ち大学に通っていたが、貧しい人たちばかり戦場に行く状況に疑問を抱き、一兵卒として志願する。だがベトナムでの過酷な状況に、1週間で嫌気が差してしまう。一方でアメリカの縁の下の力持ちを自認している兵士たちに尊敬の念を抱くよ・・・

人物 2 プラトーン

ボブ・バーンズ2等軍曹

俳優：トム・ベレンジャーボブ・バーンズは、アメリカ軍の2等軍曹である、映画「プラトーン」の登場人物。百戦・・・錬磨の兵士で、顔には大きな傷跡がある。7回も弾に当たったが生き延びてきた。常に冷静沈着で、当初はクリスからも尊敬を得ていた。一方で、上官のウォルフ中尉を無視して命令を下してメンツをつぶしてしまうこともある。また、部下に対しては命令の絶対服従・・・

人物 3 プラトーン

ゴードン・エリアス3等軍曹

俳優：ウィレム・デフォーゴードン・エリアス3等軍曹は、アメリカ軍の3等軍曹である、映画「プラトーン」の登・・・場人物。ベテラン兵士で、ウォルフ中尉の隊に所属している。上官にあたるバーンズとは意見が合わないことが多い。新入りのクリスの荷物が多すぎることを注意するなど面倒見がいい。キャンプでは仲間たちとマリファナパーティを開くなどして楽しみ、信奉者も多・・・

キーワード 2 プラトーン

ベトナム戦争

「プラトーン」の舞台となるのはベトナム戦争である。大学に通う裕福な出身ながらも一・・・兵卒に志願したクリスが、ベトナム戦争の現実を知っていく姿が描かれている。敵との戦闘のみならず、仲間割れ、民間人の殺害、マリファナ、村の焼き討ちといった現実が描かれる。クリスが従軍するのは、アメリカで反戦運動が高まり始めていた1967年から1・・・

キーワード 6 プラトーン

仲間割れ

クリスの所属する小隊は、バーンズとエリアスのグループに仲間割れする。バーンズは部・・・下に絶対服従を求め、敵に対しては情け容赦なく、民間人の殺害もいとわない。一方でエリアスはマリファナを好み、非道な行為をするバーンズを批判する。クリスはエリアスのチームに所属するものの、過去を振り返った時に、「（自分が）2人の子どものように感・・・