名シーン紹介　レインマン

駅でのチャーリーとレイモンドの別れ

重要な部分に触れている場合があります。

時間：　2:07:00頃

最初は遺産が目的でレイモンドを施設から連れ出したチャーリーだったが、ともに時間を過ごすうちに、レイモンドとともに暮らしたいと考えるようになっていた。病院に戻る方がレイモンドのためになると考えるブルーナー医師と、意見が対立するチャーリー。第三者の医師はレイモンドにどうしたいかを聞くが、レイモンドは「チャーリーと暮らしたいけど、病院でも暮らしたい」と話す。レイモンドが困っていることが分かったチャーリーは、身を引くことにする。

列車でシンシナティに向かうレイモンドを見送るチャーリー。チャーリーは2週間後に面会に行くことを約束し、列車は出発していく。列車の座席に座り、毎回見るのを欠かさない「テレビ裁判」をポータブルテレビで見るレイモンドを、チャーリーは見送る。このシーンが、「レインマン」のラストシーンとなる。

レイモンド・バビット

俳優：ダスティン・ホフマンレイモンド・バビットは、サヴァン症候群の男性である、映画「レインマン」の登場人物・・・。父はサンフォード・バビットで、チャーリーは弟。他人とのコミュニケーションがうまく取れないが、高い計算能力や暗記能力を持っている。一方で、物語の内容を理解することはできず、金銭に対する理解もない。外界に恐怖を感じており、決まったパターンの行・・・

人物 2 レインマン

チャーリー・バビット

俳優：トム・クルーズチャーリー・バビットは、レイモンドの弟で高級車ディーラーである、映画「レインマン・・・」の登場人物。若い頃に家を出て父とは絶縁状態になっていた。ロサンゼルスで高級車ディーラーをしており、4台のランボルギーニを輸入するもののEPA（環境保護庁）の認可が降りず、顧客からは納品を、融資元からは返済を求められる厳しい状況に立たされて・・・

キーワード 2 レインマン

サヴァン症候群、自閉症

レイモンドはサヴァン症候群である。サヴァン症候群とは、知的障害などがある一方で、・・・特定分野で高い能力を持つ症状のことである。映画内では自閉症とされているが、自閉症＝サヴァン症候群ではない。レイモンドは、電話帳や6組のカードを覚える記憶力、4ケタの掛け算を瞬時にできる計算能力、床に散らばったつま楊枝の数を瞬時に言い当てる能・・・

キーワード 10 レインマン

ロードムービー、ロサンゼルス、シンシナティ

「レインマン」は、シンシナティからロサンゼルスに車で向かうロードムービーである。・・・シンシナティからロサンゼルスまでは飛行機で4時間強だが、レイモンドが飛行機を嫌がったために車で向かうことになる。さらに、レイモンドがハイウェイを嫌がったために一般道を使うことになり、1週間がかりの移動になる。シンシナティからロサンゼルス・・・

キーワード 8 レインマン

テレビ番組

レイモンドは、「テレビ裁判」「幸運のルーレット」「ジョパディ」といったテレビ番組・・・を、毎週見ている。特に「テレビ裁判」はお気に入りで、見られないと落ち着かない。「テレビ裁判」を見るために、農家の一軒家で頼み込み、ぽかんとした子どもたちと一緒に「テレビ裁判」を見る姿も描かれる。レイモンドが騒がないように、チャーリーはポ・・・