登場人物・キャスト　スピード

ハワード・ペイン(デニス・ホッパー)

重要な部分に触れている場合があります。

ハワード・ペインは、爆弾を仕掛けて警察に金を要求する、映画「スピード」の登場人物。かつてアトランタ警察の爆弾処理班に所属し、爆破事故で左手の親指を失っていた。退職の際に安物の金時計を贈られただけだったことに不満を抱き、金のためにエレベーターでの爆破事件を計画する。

エレベーターに爆弾をしかけ、300万ドルを要求する。自身は貨物用エレベーターで様子をうかがい、ジャックたちの救出活動に気づいて、予告時間より早くエレベーターを爆破する。貨物用エレベーターの屋根の上に来たジャックたちをショットガンで迎え撃ち、ハリーを人質に取る。だが、ジャックがハリーの足を撃ったことからハリーに逃げられ、建物から出た時に爆発を起こして死んだように見せかけるが、実は生きている。

ジャックの目の前でバスを爆発させ、別のバスに速度が80キロ以下になると爆発する爆弾をしかけたとジャックに教え、370万ドルを要求する。テレビで報道される映像やバス内部にしかけた隠しカメラで様子をうかがう。自宅を突き止められることを予想して爆弾をしかけてあり、自宅に突入したハリーが爆死する。

アニーがアリゾナ大学のトレーナーを着ていることから、アニーのことを「ワイルドキャット」（アリゾナ大学のアメフトチームの名前）と呼ぶ。そのことから隠しカメラに気づかれ、バス内を撮影した映像をループで流される。ようやく気づいた時には怒りをあらわにする。

指定した交差点のごみ箱の地面に穴を空けており、ごみ箱に入れられた金を受け取る。さらに、警官の制服を着て油断させてアニーを連れ去り、アニーの体に大量の爆弾を巻いて人質にする。ジャックに見つかるものの、アニーと地下鉄に乗り込む。ジャックと地下鉄の屋根の上で格闘になり、トンネルのランプに頭を吹き飛ばされる。

・ビルの警備員の頭にナイフを刺して殺す、地下鉄の運転手をショットガンで撃ち殺すなど、躊躇せずに人を殺す残忍な面を持つ。

・アメフトが好きで、バスを見張りながらも別のテレビでアメフトを見ており、応援する声を上げる。だが、アメフト好きのためにアニーを「ワイルドキャット」と呼んだことから、バス内のカメラに気づかれてしまう。

キャスト

ハワード・ペインを演じているのは、アメリカの俳優であるデニス・ホッパー。公開時58歳頃。「理由なき反抗」(1955)にも出演した。同時期の出演作には、「トゥルー・ロマンス」(1993)、「ウォーターワールド」(1995)、「スーパーマリオ魔界帝国の女神」(1993)などがある。

「スピード」の関連項目

シーン 4 スピード

地下鉄の屋根の上での格闘

ジャックやアニーたちの活躍によって、ペインが爆弾を仕掛けたバスから乗客は全員無事・・・に降ろされた。ペインのたくらみは失敗に終わったかに思われたが、ペインはまだ諦めていなかった。警官の制服を着てアニーを連れ出したペインは、アニーの体に爆弾を巻きつけ、金を持ったまま地下鉄を使って逃げようとする。 2人に近づこうとするジャック・・・

セリフ・名言 4 スピード

ペイン「俺と会わなければよかったと後悔する時が来る」　ジャック「もうしてるさ！」

0:21:55頃エレベーターに爆弾をしかけたペインは、近くの貨物用エレベーター・・・に潜んでいた。そのことに気づいたジャックとハリーがペインを追いつめるものの、ペインはハリーを人質に取ってビルから出ようとする。その時のやりとり。このあと、ペインはバスに爆弾を仕掛けることで、ジャックを追いつめるのだった。・・・

セリフ・名言 5 スピード

ペイン「今では“クソ”になっちまったんだな」

0:22:10頃爆弾の起爆スイッチを片手に、ハリーを人質にしてビルから出ていこ・・・うとするペイン。ジャックがペインに銃を向けているが、ハリーが危険にさらされるために撃てない。そんな状況で、ペインはジャックやハリーを挑発する。・・・

セリフ・名言 8 スピード

ペイン「速度が50マイルを下回ると爆発する。さあどうする？どうする？」

0:29:45頃エレベーターに爆弾を仕掛けた犯人であるペインは、爆死したと思わ・・・れていた。だが実は生きており、ジャックの目の前でバスを爆発させる。驚くジャックは近くの公衆電話が鳴っていることに気づく。電話はペインからだった。「抜き打ちテスト」という言葉は、エレベーターの事件の時にハリーが使った言葉でもある。・・・

セリフ・名言 15 スピード