登場人物・キャスト　THE 有頂天ホテル

武藤田勝利(佐藤浩市)

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武藤田勝利は、「ホテル・アヴァンティ」に泊まるスキャンダルまみれの国会議員である、映画「THE 有頂天ホテル」の登場人物。スイートの「バリモアルーム」に宿泊している。「ホテル・アヴァンティ」の客室係として働くハナとかつて愛人関係にあり、太郎という名の息子がいる。ハナとのことがスキャンダルになり、ハナと別れていた。現在は、収賄容疑でマスコミに追われている。秘書の神保保をこき使い、すぐに何かを食べたがる姿を見せる。

マスコミのいない別のホテルに移ろうとするが、地下の駐車場で会ったヨーコを気に入り、アヴァンティに残ることに決める。ヨーコと最上階のバーに行き、大物政治家が金を受け取っていたことを公表するか、だんまりを決め込んで大物政治家に恩を売るかの板挟みになっており、これ以上耐えられないと語る。部屋にこもって拳銃で自殺しようとするものの、隣の部屋で憲二の歌う明るい曲を聞いて思いとどまる。その後、廊下で会った憲二を抱きしめて感謝を述べる。

大物政治家の収賄を発表するために記者会見をセッティングさせる。だがハナから、後ろ指を差されても逃げ回って、今後の生き方で見返すように言われ、逃げることにする。会見場で中止を宣言したあと、新堂らによってホテルの外まで出してもらう。マスコミの目をごまかすためにホテルの従業員の制服を着ていたために、他の従業員から同僚と勘違いされ、地下の駐車場で車の誘導をするハメになる。

キャスト

武藤田勝利を演じているのは佐藤浩市。公開時46歳頃。日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞した「忠臣蔵外伝　四谷怪談」(1994)や、ともに同賞最優秀助演男優賞を受賞した「ホワイトアウト」(2000)、「壬生義士伝」(2003)などでも知られる。本作でも同賞優秀助演男優賞に選ばれた。同時期の出演作には、「亡国のイージス」(2005)、「雪に願うこと」(2006)、「陽気なギャングが地球を回す」(2006)などがある。

「THE 有頂天ホテル」の関連項目

セリフ・名言 6 THE 有頂天ホテル

ヨーコ「はあ・・・最低の男、あたし大好き」

0:37:20頃「ホテル・アヴァンティ」に出没するコールガールのヨーコ。何度も・・・従業員に追い出されるが、誰よりもホテルの構造を知っているヨーコは中に入り込む。地下の駐車場にやって来たヨーコは、賄賂を受け取ったとしてマスコミを騒がせている代議士の武藤田と出会う。・・・

セリフ・名言 11 THE 有頂天ホテル

武藤田「俺はこれ以上の試練に耐えられるほど、タフじゃないんだ。そういうわけで、俺は第3の道を取ることにした」

1:08:50頃企業から賄賂を受け取ったとしてマスコミに追われる代議士の武藤田・・・。大物代議士が金を受け取ったことを世間に暴露しても政治生命は終わり、隠し通しても世間から後ろ指を差される。そんな状況についてヨーコに語る言葉。ヨーコは武藤田が死のうとしていることに気づく。・・・

セリフ・名言 20 THE 有頂天ホテル

武藤田「感謝の気持だ」

1:38:10頃大物演歌歌手の徳川を明るい曲で励ました憲二だったが、「プロには・・・なるな」と忠告を受ける。廊下にいる憲二は、武藤田から感謝の言葉を受ける。憲二は知らなかったが、憲二の歌によって武藤田は自殺を思いとどまっていた。そして、自分が餞別として新堂に渡していた人形が、巡りめぐって憲二の元に戻ってくる。・・・

セリフ・名言 23 THE 有頂天ホテル