9月17日より劇場公開される、自宅軟禁された政治家と監視する諜報員を描く映画「偽りの隣人 ある諜報員の告白」の、予告編と場面写真が公開された。
公開された予告編では、1985年の軍事政権下の韓国を舞台に、民主化を目指す政治家イ･ウィシクの大統領選出馬を阻もうとする軍部が、イ・ウィシクを自宅軟禁する場面から始まる。諜報員のユ･デグォンは、軍部からの指令でイ・ウィシクの自宅の様子を隣家で監視するが、2人の間に“お隣さん”としての交流が始まる。一緒に風呂に入るなどの交流をするうちに、イ・ウィシクの目指す”人の優劣のない国家”に共感を覚えるようになる。しかし、軍部からの圧力は増し続け、決断を迫られたユ･デグォンは「誰かが世界を変えないと」と泣き叫ぶ姿を見せる。
あわせて公開された場面写真では、ユ･デグォンや部下たちが盗聴する様子、イ･ウィシク一家が“自由を奪うな”と抗議する姿、ユ･デグォンとイ･ウィシクが屋上でたばこを受け渡す姿などが切り取られている。
「偽りの隣人 ある諜報員の告白」は、軍事政権下の1985年の韓国を舞台に、自宅軟禁された民主化を求める政治家と、監視する諜報員を描いた社会派サスペンス。次期大統領選の出馬を目指した野党政治家のイ･ウィシクが、群舞によって自宅軟禁を余儀なくされる。イ・ウィシクを監視する諜報員のユ･デグォン(チョン・ウ)は、国民の平和と平等を真に願うウィシクに共感を抱くようになる。監督を務めるのは、「7番房の奇跡」のイ・ファンギョン。本作で約2年ぶりに俳優復帰したオ・ダルスのほか、チョン・ウやキム・ヒウォンらが出演し、本国の韓国では初登場1位を記録した。
【作品情報】
偽りの隣人 ある諜報員の告白
2021年9月17日(金)より、シネマート新宿 ほか全国公開
配給：アルバトロス・フィルム
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