50代を⽬前にしたベン・スティラー、中年の危機に陥る 「47歳 ⼈⽣のステータス」予告編

映画スクエア

 6月11日より配信される、⼈⽣の折り返し地点を迎えた主⼈公の悲哀と再⽣をユーモラスに描いた映画「47歳 ⼈⽣のステータス」の予告編が公開された。

 予告編では、47歳の主⼈公ブラッド(ベン・スティラー)が息⼦のトロイ(オースティン・エイブラムス)の⼤学⾒学に向かう途中、学⽣時代の旧友たちが経済的・社会的に成功していると知り、⾃分⾃⾝の現在のステータスについて思い悩む姿が描かれる。息⼦の友達から「もう50歳なのに⾃分勝⼿なのね」と⾔われ、旧友からは展開している事業を⽪⾁られ、「⼈から負け⽝と思われているのでは?」と疑いを持つブラッド。そんな中、息⼦の成⻑した姿にふと気づくブラッドの姿などが切り取られている。

 「47歳 ⼈⽣のステータス」は、50代を⽬前にミッドライフ・クライシス(中年の危機)に陥り、その中で⼈⽣後半戦を歩み始める中年男性の悲哀と再⽣を暖かく描いたハートフル・ドラマ。ブラッド・ピット率いる、アカデミー賞受賞作の「ミナリ」「ムーンライト」など、社会問題に独⾃の⽬線で切り込む作品を数多く⼿がけるプロダクションであるプランBエンターテインメントの製作で、監督・脚本は、映画「スクール・オブ・ロック」などのマイク・ホワイト。ホワイトと⻑年の友⼈でありながら今作が初タッグとなった「LIFE!/ライフ」などのベン・スティラーが主演を務める。

 マイク・ホワイト監督のコメントも公開された。ホワイト監督は、「本⾳で語られる男性側のミッドライフ・クライシス(中年の危機)に関する映画を、⽪⾁っぽく、しかしながら同時に同情も込めて描きたかったのです」と語っている。

【コメント全文】

■マイク・ホワイト監督 

私は、本⾳で語られる男性側のミッドライフ・クライシス(中年の危機)に関する映画を、⽪⾁っぽく、しかしながら同時に同情も込めて描きたかったのです。周りの⼈々は、より⼤きな⼈⽣を歩んでいるように⾒えますよね。私たちの⽣活でのこういった局⾯が、映画の中で共感できるように描かれることはあまり無いと感じていました。⾃分⾃⾝について考えることが、いかに⾃らの多くの時間を⾷っていることか。この映画はすぐに、⾵変わりで予想しない⽅向へと進みます。観客は、ある特定のタイプの映画だと予想するでしょうけど、私が思うところの、楽しく予想を裏切る⽅向へと展開します。

私はずっとベン(・スティラー)のファンでした。⻑い間ずっと彼と⼀緒に仕事がしたいと本当に思っていたのですが、今までずっと叶わなかったのです。ベンは、笑える普通の⼈、みたいな感じなのです。都会的な野⼼のようなものを体現する、強烈で、正確なコメディ俳優なので、ブラッドの役柄にうってつけだと感じました。

50代を⽬前にしたベン・スティラー、中年の危機に陥る 「47歳 ⼈⽣のステータス」予告編

【作品情報】
47歳 ⼈⽣のステータス
2021年6⽉11⽇(⾦)より MIRAIL、Amazon Prime Video、U-NEXT にてオンライン上映
(c)2017 Amazon Content Services LLC and Kimmel Distribution LLC

  • 作品

47歳 ⼈⽣のステータス

公開年 2017年
製作国 アメリカ
監督  マイク・ホワイト
出演  ベン・スティラー、オースティン・エイブラムス、ジェナ・フィッシャー、マイケル・シーン
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