「キーパー ある兵士の奇跡」 現代人に問いかける 許しを訴えるトラウトマンの妻の姿 本編映像公開

2020年10月24日 11:00

映画スクエア

 

 

 公開中の映画「キーパー ある兵士の奇跡」の本編から、トラウトマンの妻マーガレットが人々に許しを訴えるシーンがWEBで公開された。
 
 「キーパー ある兵士の奇跡」は、第二次世界大戦で捕虜としてイギリスの捕虜収容所に送り込まれたナチスの兵士バート・トラウトマンが、終戦後にイギリスとドイツを結ぶ平和の架け橋となり、やがて国民的ヒーローとして敬愛されたという実話から生まれた物語。トラウトマンが、いくつもの逆境に立たされながらも、唯一自分にできる”素晴らしいプレー”を貫くことで、人々に勇気を与える姿を描いている。

 公開されたのは、トラウトマンのマンチェスター・シティFC入団に反対するユダヤ人コミュニティの集会にマーガレットが乗り込む場面。トラウトマンの妻であるマーガレットにブーイングが起こる中、勇気を振り絞って「ドイツ人の罪は消えない。でも 許すことはできる」と語るが、さらに暴言や嘲笑を浴びせられる。それでも、「1人の人間にすべての罪を背負わせるの?」と力強く説得するマーガレット。トラウトマンもまた戦争の被害者であることを語り、「束になって傷ついた者を鞭打つの? 許しを与えるより 憎む方が簡単だから あんたたちも加害者よ」と声を張り上げる。
 
 憎しみから愛へと思いを変えたマーガレットだからこそ訴えることができる言葉には、SNSの誹謗中傷やヘイトスピーチの問題を抱える、現代に生きる私たちに問いかけるようなシーンとなっている。

 「キーパー ある兵士の奇跡」は、新宿ピカデリーほかで上映中。

 

「キーパー ある兵士の奇跡」 現代人に問いかける 許しを訴えるトラウトマンの妻の姿 本編映像公開


監督:
マルクス・H・ローゼンミュラー

出演:
デヴィッド・クロス「愛を読むひと」
フレイア・メーバー「サンシャイン/歌声が響く街」
ジョン・ヘンショウ「天使の分け前」
デイヴ・ジョーンズ「わたしは、ダニエル・ブレイク」

ⓒ2018 Lieblingsfilm & Zephyr Films Trautmann

 

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