森崎ウィン&深川麻衣 愛知県の武術的な伝統芸能”棒の手”を披露 「僕と彼女とラリーと」本編映像

映画スクエア

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 2021年10月1日より全国で劇場公開される(愛知・岐阜の一部劇場では先行公開中)、ラリーの夢に挑戦する人々を描く映画「僕と彼女とラリーと」から、本編映像が公開された。

 公開された本編映像は、大河(森崎ウィン)と美帆(深川麻衣)が、“棒の手”を披露するシーン。“棒の手”は、無病息災・五穀豊穣のため、棒や木太刀を使う武術的な伝統芸能で、本作の舞台である愛知県の無形民俗文化財に指定されている。毎年実際に祭りの中で”棒の手”が披露されている、愛知県の猿投神社で撮影された。

 映像は、“棒の手”を行う子供たちを取材する2人の姿からスタート。取材後、美帆の息子の敢太に誘われ棒の手をやる大河。「ママと(大河は)ずっと組んでたんよ、背が同じくらいだったから」と言う美帆に対して敢太は「じゃあ2人でやってよ」とねだり、大河と美帆は”棒の手”をすることに。幼い頃から一緒に練習してきた2人が向かい合い、掛け声に合わせて本気で演技をする姿に、敢太も思わず笑顔を浮かべる。映像の最後には、何かひらめいた様子の大河が演舞をやめ、「これ、使えるんじゃない?」と言い、ラリーレースにつながっていくことが描かれている。

 深川は、棒の手のトレーニング時に、「足腰の重心を結構下に下げながらなので、ゆっくりに見えますが、本当にたくさん汗かきました」と、見た目よりハードな演舞についてコメントしている。

 「僕と彼女とラリーと」は、早くに母と死に別れ、ラリーに打ち込む父の身勝手さが母の死を早めたと思い込んだ若者を主人公とした作品。大学入学と同時に上京した主人公が、突然の父の死の知らせを受けて久しぶりに故郷の豊田市に戻り、真の父の姿を知ることとなる。 父が残したガレージで本当は父と一緒にラリーに関わりたかった自分に気付き、幼なじみに導かれ、このまちで夢をかなえようと決意する姿が描かれる。2021年11月に「FIA世界ラリー選手権(WRC)」が開催予定だった愛知県豊田市と岐阜県恵那市が、映画の舞台となっている。

森崎ウィン&深川麻衣 愛知県の武術的な伝統芸能”棒の手”を披露 「僕と彼女とラリーと」本編映像

【作品情報】
僕と彼女とラリーと
2021年10月1日(金)全国公開
配給:イオンエンターテイメント / スターキャット
(C)2021『僕と彼女とラリーと』製作委員会

  • 作品

僕と彼女とラリーと

公開年 2021年
製作国 日本
監督  塚本連平
出演  森崎ウィン、深川麻衣
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