男性社会で生きるクイアたちのせつない愛を描く短編西部劇 「ストレンジ・ウェイ・オブ・ライフ」公開決定

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男性社会で生きるクイアたちのせつない愛を描く短編西部劇 「ストレンジ・ウェイ・オブ・ライフ」公開決定

 スペインのペドロ・アルモドバル監督と、映画製作に初めて本格的に参入したイヴ・サンローランの子会社「サンローラン・プロダクションズ」がタッグを組んだ短編「ストレンジ・ウェイ・オブ・ライフ」が、2024年7月12日より劇場公開されることが決まった。

 「ストレンジ・ウェイ・オブ・ライフ」は、男性社会で生きるクイア保安官たちのせつない愛を濃密に描いた作品。1910年。若き日に雇われガンマンとして働いていた旧友の保安官ジェイクを訪ねるため、シルバは馬に乗って砂漠を横断する。しっかり者で感情的、つかみどころがないが温かい心の持ち主である、メキシコ出身のシルバ。一方、厳格な性格の持ち主で、冷淡で不可解なアメリカ出身のジェイクは、シルバとは正反対だった。出会ってから25年の2人は酒をくみ交わし、再会を祝って愛し合うが、翌朝ジェイクは豹変する。ジェイクは、シルバがここへ来た本来の目的を探ろうとしていた。

 主人公2人を演じるのは、「ビフォア・サンセット」「6才のボクが、大人になるまで。」のイーサン・ホークと、「マンダロリアン」「THE LAST OF US」などのペドロ・パスカル。サンローランのクリエイティブ・ディレクター、アンソニー・ヴァカレロが担当した美しい衣装、そしてセットの隅々にまでアルモドバルの美意識が打ち出された作品となっている。

男性社会で生きるクイアたちのせつない愛を描く短編西部劇 「ストレンジ・ウェイ・オブ・ライフ」公開決定

【作品情報】
ストレンジ・ウェイ・オブ・ライフ
2024年7月12日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷、新宿シネマカリテほか全国公開
配給:ハーク
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