中川大志「うさぎを増殖させて」 主演映画「FUNNY BUNNY」アピール

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中川大志「うさぎを増殖させて」 主演映画「FUNNY BUNNY」アピール

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 飯塚健監督による同名のオリジナル戯曲を中川大志主演で映画化した「FUNNY BUNNY」の完成披露上映会が30日に都内で開催され、主人公・剣持聡役の中川大志、図書館司書・服部茜役の関めぐみ、そして飯塚健監督が登壇した。

 本作の原作は、飯塚健監督のオリジナル戯曲。中川は、この作品と出会ったのは高校1年生頃だったことを明かし、「飯塚監督と出会って間もない頃に、監督にこの原作小説をいただきまして。その時はまさか自分が演じるとは思っていませんでしたし、映画化の話もなかったですが、監督と仕事をし、食事をする中で『FUNNY BUNNY』を映画化できたらいいねという話をしていたので。数年越しに夢がかなった。ようやく実現したなという気持ちになりました」と感慨深い様子を見せた。関も「小説の大ファンでしたし、絶対にこの(図書館司書の)役をやりたいという思いがあったので本当にうれしかったです」と笑顔を見せた。

 最後に中川は、「『FUNNY BUNNY』はここ1、2年、いろいろと考えていたこととか、思う事を主人公の剣持に言わせました。そんな今見て欲しいメッセージや、今、届いて欲しいメッセージが詰まった映画になっていると思うので、ぜひ劇場だけでなく、ご自宅でも。(auスマートパスプレミアムで)同日に公開されますので、いろんなところでおすすめしていただいて。うさぎを増殖させていただけたらうれしいです」とメッセージを送った。

 「FUNNY BUNNY」は、2012年に上演された飯塚監督によるオリジナル戯曲「FUNNY BUNNY」を映画化した作品。戯曲は、謎が謎を呼ぶ緻密なプロットが話題を呼び、全公演が完売となった。自殺志願者を見分ける能力を持つ自称小説家の剣持聡と親友の漆原聡によるウサギの着ぐるみ姿での図書館襲撃、数年後のラジオ局電波ジャックの2つの事件に隠された謎と真実が描かれていく。主人公の剣持を中川大志が、相棒の漆原を岡山天音が演じる。その他、関めぐみ、森田想、レイニ、ゆうたろう、落合モトキ、田中俊介らの若手俳優が出演。東京03の角田晃広、菅原大吉が脇を固めている。4月29日より、映画館およびauスマートパスプレミアムにて同時ロードショーされる。

【作品情報】
FUNNY BUNNY
2021年4/29(木・祝)より、映画館&auスマートパスプレミアムにて同時ロードショー
配給:「FUNNY BUNNY」製作委員会
(C)2021「FUNNY BUNNY」製作委員会

  • 作品

FUNNY BUNNY

公開年 2021年
製作国 日本
監督  飯塚健
出演  中川大志、岡山天音、、関めぐみ、森田想、レイニ、ゆうたろう、田中俊介 佐野弘樹
作品一覧