日向野祥ら2.5次元舞台で活躍する俳優やアイドルらが出演するホラーサスペンス映画「鎮魂歌 ~たましずめのうた~」が2024年7月12日より劇場公開されることが決まった。
「鎮魂歌 ~たましずめのうた~」は、ホラーサスペンスシリーズ「現代怪奇百物語」の第五弾。都内在住の上原梨華が、忽然と姿を消す。母親の上原鞠子から依頼を受けた板倉探偵事務所の探偵・大友諒人が梨華の行方を追ううちに、彼女を中心に結ばれたいびつな交友関係が浮かび上がる。やがて相次ぐ梨華に関係する人々の謎の失踪、そして死。何者かに襲われつつも調査を続ける諒人がたどり着いた先には血塗られた真相とおぞましい恐怖が蠢いていた。というストーリーが展開される。
主人公の探偵・大友諒人を演じるのは「ハイキュー!!」などの2.5次元舞台で活躍する日向野祥。ともに事件を追う弁護士・白坂滉一役を舞台「アイ★チュウ ザ・ステージ」シリーズなどの黒木文貴が演じるほか、舞台「アサルトリリィ」シリーズの大滝紗緒里、声優としても活躍する梅原サエリ、難病インフルエンサーの間瀬翔太、アイドルの日和ゆずなど、各ジャンルで活躍するメンバーが集結。大迫茂生、森羅万象らの俳優陣も顔をそろえる。独特な世界観のホラー作品で知られる松本了が監督を務め、3ピース兄弟バンド「Daisy745」の楽曲「名残」が主題歌として彩る。
日向野祥らのコメントも公開された。コメントは以下の通り。
【コメント】
■日向野祥
皆様、初めまして日向野祥です 鎮魂歌はホラーという印象がとても強い作品ですがとても深い『想い』や『愛』を表現している作品です。人間の汚い部分も描かれています。是非観ていただき色々な想いを巡らせてもらえたら嬉しく思います。是非、スクリーンでしか味わえない迫力を劇場でご覧下さい!!
■大滝紗緒里
松本さんの映画に出演させていただくと様々な役と出会い、役者として成長させていただいています。 遠方での撮影では、明かりが少なく寒くて、少し怖かった記憶があります(笑)周りにコンビニなどもないので、買い込んだレトルトスープやコーヒーをやかんで沸かして飲んでいて、ちょっとしたキャンプみたいで楽しんでいました! そんな楽しい雰囲気とはガラッと変わる作品を劇場でお楽しみください。
■黒木文貴
松本監督作品は初めての出演となります。 今回、私が映画の中で演じた白坂滉一という役は『弁護士』。 弁護士として、斉木円香の幼馴染みとして、作中で巻き起こる失踪事件に身を投じる中で、探偵でも警察でもない視点から事件に関わっていくその模様が映画を昇華させる良いエッセンスになれるよう意識しました。 また、この役(白坂滉一)は"死"や"事件"、ひいては自分の人生に対してうんざりしている人物なんじゃないかなと感じました。 演じる前と後で、自分の中でもとても印象の変わった役。作品を通して、初めての体験ができました。 映画「鎮魂歌(たましずめのうた)」、ぜひ劇場でご覧ください。
■松本了 監督
ホラーというジャンルに関わらせて頂いてはや10年。今ではすっかりホラーのお仕事だけでご飯が食べていけてるので、いわばプロのホラー監督と名乗ってしまえるのかもしれません。でも、僕はホラー映画を観るのが苦手です。恐怖が苦手です。怖い思いをしたくないです。全力で逃げたいです。画面に恐怖シーンが映った瞬間の、眼の前に両手が覆い被さるその反射神経たるや我ながら神業です。そんな僕でも楽しめるホラー。ストーリーで惹き込まれて日本独特のジメッとした恐怖感も味わえるサスペンスホラー。そんな作品を目指しました。ぜひ劇場で御覧ください!
【作品情報】
鎮魂歌 ~たましずめのうた~
2024年7月12日より池袋HUMAXシネマズほか全国順次公開
配給:株式会社ミカタ・エンタテインメント