「家に入ってきた何か」 それは認知症の幻か?それとも実在するのか? 「レリック -遺物-」予告編

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 8月13日より劇場公開される、日系女性監督のナタリー・エリカ・ジェームズがデビューを飾ったホラー映画「レリック -遺物-」の、予告編が公開された。

 公開された予告編は、失踪した1人暮らしの祖母を探しに、娘と孫が森の中にある祖母の住居を訪ねる場面から始まる。やがて祖母は家に戻ってくるが、その様子はどこかおかしい。「家に入ってきた何か」について語る祖母だったが、祖母が見ている光景は認知症による幻なのかそうではないのかわからず、娘と孫は困惑する。そして、「<老い>という怪物が、怖い。」のコピーとともに、変わり果てた姿の祖母が孫に襲いかかる姿などが描き出される。

 「レリック -遺物-」は、行方不明から戻って来たものの、別の何かに変貌してしまったかのような認知症の祖母と、本来の祖母を取り戻そうとする娘と孫に襲いかかる恐怖を描いた作品。日系女性監督のナタリー・エリカ・ジェームズが祖母の認知症をきっかけに書き上げた脚本は評判を呼び、俳優のジェイク・ギレンホールや「アベンジャーズ」シリーズなどで知られるルッソ兄弟が、プロデューサーに名乗りを上げた。完成した作品は、全米公開時には3週連続で興行収入第1位を記録。さらに、ゴッサム・インディペンデント映画賞の作品賞にノミネートされるなどの評価を受けた。

「家に入ってきた何か」 それは認知症の幻か?それとも実在するのか? 「レリック -遺物-」予告編

【作品情報】
レリック -遺物-
2021年8月13日(金)、シネマート新宿ほか全国ロードショー
配給:トランスフォーマー
© 2019 Carver Films Pty Ltd and Screen Australia

  • 作品

レリック -遺物-

公開年 2020年
製作国 オーストラリア・アメリカ
監督  ナタリー・エリカ・ジェームズ
出演  エミリー・モーティマー、ロビン・ネヴィン、ベラ・ヒースコート
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