思春期の恋愛と父の死による喪失と再生描く クリストフ・オノレ監督半自伝的作品 「Winter boy」公開決定

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思春期の恋愛と父の死による喪失と再生描く クリストフ・オノレ監督半自伝的作品 「Winter boy」公開決定

 クリストフ・オノレ監督の半自伝的な映画「Winter boy」が、2023年12月8日より劇場公開されることが決まった。

 「Winter boy」は、思春期の恋愛と父の死による喪失と再生を描いた作品。冬のある夜、17歳のリュカは、寄宿舎からアルプスの麓にある家に連れ戻される。父親が事故で急死したのだ。大きな悲しみと喪失感を抱えるリュカ。葬儀の後、はじめて訪れたパリで、兄の同居人で年上のアーティストであるリリオと出会う。優しいリリオにリュカは心惹かれるが、彼にはリュカに知られたくない秘密があった。そして、パリでの刺激的な日々が、リュカの心に新たな嵐を巻き起こす。

 監督は、26歳で作家デビューし、自身のセクシャリティやパーソナリティを、強い信念のもと真正面から表現してきたクリストフ・オノレ。主人公リュカを演じたのは、イレーヌ・ジャコブを母に持つポール・キルシェ。“新たなスター誕生”とメディアからも称賛され、第70回サン・セバスティアン国際映画祭では主演男優賞を受賞した。リュカの母親役を、「トリコロール/青の愛」「真実」などのジュリエット・ビノシュが務めている。

思春期の恋愛と父の死による喪失と再生描く クリストフ・オノレ監督半自伝的作品 「Winter boy」公開決定

【作品情報】
Winter boy
2023年12月8日(金)よりシネスイッチ銀座、新宿武蔵野館ほか全国順次公開
配給:セテラ・インターナショナル
© 2022 L.F.P・Les Films Pelléas・France 2 Cinéma・Auvergne-Rhône-Alpes Cinéma

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