13歳少年と36歳女性が起こした不倫 当事者たちVS映画化を狙う女優 「メイ・ディセンバー」場面写真

映画スクエア

13歳少年と36歳女性が起こした不倫 当事者たちVS映画化を狙う女優 「メイ・ディセンバー」場面写真

 2024年7月12日より劇場公開される、「キャロル」のトッド・ヘインズ監督最新作で、ナタリー・ポートマン、ジュリアン・ムーアが共演した映画「メイ・ディセンバー ゆれる真実」から、新たな場面写真が公開された。

 場面写真では、仲むつまじく寄り添う現在のグレイシー(ジュリアン・ムーア)とジョー(チャールズ・メルトン)や、そんな2人を執拗に追うエリザベス(ナタリー・ポートマン)の様子のほか、グレイシーになりきろうとジョーに近づくエリザベスの姿が切り取られている。

13歳少年と36歳女性が起こした不倫 当事者たちVS映画化を狙う女優 「メイ・ディセンバー」場面写真

13歳少年と36歳女性が起こした不倫 当事者たちVS映画化を狙う女優 「メイ・ディセンバー」場面写真

 「メイ・ディセンバー ゆれる真実」は、1990年代に実際に起きた13歳少年と36歳女性のスキャンダルを、さまざまな角度から見つめたドラマ。36歳だった女性グレイシーは、アルバイト先で知り合った13歳の少年と情事におよび、実刑となった。少年との子供を獄中で出産し、グレイシーが刑期を終えると2人は結婚。その後夫婦は平穏な日々を送っていたが、事件の映画化が決定し、女優のエリザベスが、映画のモデルになったグレイシーとジョーを訪ねる。あの時の真相と、現在の秘められた感情。そこにある“歪み”はやがてエリザベスをも変えていく。

 「エデンより彼方に」「キャロル」などで、複雑に交錯する人間模様を描き出してきたトッド・ヘインズが、ナタリー・ポートマンとジュリアン・ムーアのオスカー女優を迎え、過去と現在、真実と憶測が混ざり合う心理戦を描き出す。次から次へと繰り出される新たな証言、”当事者”から湧き上がる意外な本心、そのすべてに意味を見いださずにはいられない”よそ者”の目。観客を“抜け出せない万華鏡”に誘う作品となっている。

【作品情報】
メイ・ディセンバー ゆれる真実
2024年7月12日(金) TOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開
配給:ハピネットファントム・スタジオ
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