大統領選でトランプに大敗した民主党の選挙参謀が、起死回生を狙って田舎の町長選挙で大波乱を巻き起こすドタバタコメディ「スイング・ステート」の劇場公開日が、9月17日に決まった。あわせて、特報映像とポスタービジュアルが公開された。
公開された特報映像では、スティーヴ・カレル演じる民主党の選挙参謀が、民主党逆転のキーマンに仕立てようと、田舎で酪農家をしているクリス・クーパーを小さな町の町長選に当選させるべく、裏の手や奥の手を駆使してローズ・バーン演じる共和党の選挙参謀と戦いを繰り広げる様子の一端が、コミカルに描かれている。「ゲーム開始だ」と息巻くスティーヴ・カレル、ドヤ顔で銃をぶっ放すクリス・クーパー、スティーヴ・カレルの顔をなめ回すローズ・バーンなど、笑いを誘うシーンがちりばめられている。
あわせて公開されたポスタービジュアルでは、「選挙は最高！」のキャッチコピーとともに、アメリカの国旗柄の帽子を被ったスティーヴ・カレルが大きく映し出され、その周りをローズ・バーン、クリス・クーパーなどのキャスト陣が囲んでいる。さらに、札束が舞い散る中には牛も混じっていたりと、「この選挙何かおかしい！？」のコピー通りに、田舎町で繰り広げられる大波乱の選挙戦が表現されている。
「スイング・ステート」は、民主党ヒラリー陣営の選挙参謀を務めたゲイリー・ジマーが、農村部の票を取り戻す秘策として、退役海兵隊大佐を田舎の町長選挙に立候補させることから引き起こされる、民主党VS共和党の”仁義なき代理戦争”を描いた作品。「40歳の童貞男」などのスティーヴ・カレル、ローズ・バーン、アカデミー賞助演男優賞受賞俳優のクリス・クーパー、「ブレードランナー2049」などのマッケンジー・デイヴィスが出演。監督・脚本を、風刺ニュース番組「ザ・デイリー・ショー」の司会で知られ、政治風刺の定義を変えたと言われるジョン・スチュワートが務める。
【作品情報】
スイング・ステート
2021年9月17日TOHOシネマズ日比谷・渋谷シネクイントほか全国ロードショー
配給：パルコ ユニバーサル映画
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