”ロックの父”チャック・ベリーの映画 生誕100周年記念公開 本人に加えレジェンドたちのカバーも収録

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”ロックの父”チャック・ベリーの映画 生誕100周年記念公開 本人に加えレジェンドたちのカバーも収録

 「ロックの父」の異名を持つチャック・ベリーが2026年に生誕100周年を迎えることを記念して公開される映画「チャック・ベリー ブラウン・アイド・ハンサム・マン」が、2026年1月16日より劇場公開されることが決まった。

 「チャック・ベリー ブラウン・アイド・ハンサム・マン」は、ベリー本人のインタビューやパフォーマンスはもちろん、ビートルズ、ローリング・ストーンズ、ジミ・ヘンドリックス、キース・リチャーズ、ポール・マッカートニー、ブルース・スプリングスティーン、トム・ペティ、ジェフ・リンなどの、ロック・レジェンドたちによるベリーの楽曲のカバーで構成された作品。「カラーパープル」「リーサル・ウェポン」シリーズなどで知られるダニー・グローヴァーが、ナレーションを担当している。

 チャック・ベリーは、ロックンロール創始者の代表格で、1950年代にギター主導のビートとストーリーテリング的な歌詞を融合させ、ロックンロールの原型を作り上げた。彼のギター・リフ(特に「ジョニー・B・グッド」の冒頭)は、のちに無数のロックバンドに受け継がれた。人種の壁を超えて人気を博した初の黒人ロックンローラーで、後続の黒人アーティストの道を切り開いたパイオニアでもある。ロックの殿堂入りをした最初のアーティストの一人であり、グラミー賞特別功労賞(生涯業績賞)、ケネディ・センター名誉賞を受賞。2017年に90歳で亡くなった。

 本作では、90歳で亡くなったベリーを追悼するナレーションに続き、バラク・オバマ、キース・リチャーズ、キース・アーバン、ミック・ジャガー、ブルース・スプリングスティーン、レニー・クラヴィッツ、アリス・クーパーが、ベリーの天才ぶりをたたえている。

【作品情報】
チャック・ベリー ブラウン・アイド・ハンサム・マン
2026年1月16日(金)より角川シネマ有楽町、UPLINK吉祥寺、1月17日(土)より新宿K’s cinema 他にて全国順次公開
配給:オンリー・ハーツ
©2020 CB, Doc. LLC. 

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