真田広之、妻子の殺した敵相手に死闘 ”妻”篠原ゆき子の姿も 「モータルコンバット」本編冒頭映像

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 6月18日より劇場公開される、格闘ゲームの映画化作「モータルコンバット」から、本編の冒頭映像が公開された。

 冒頭映像では、白井流の忍者として闘いの中に身を置くハサシ・ハンゾウ(真田広之)が、妻のハルミ(篠原ゆき子)や子どもたちと穏やかに過ごすシーンから始まる。だが、ハンゾウが水をくみに行っている間に、宿敵ビ・ハン(ジョー・タスリム)によって妻子を殺されてしまう。変わり果てた妻子を見つけたハンゾウは、刀や苦無(くない)、体術を駆使して、血しぶきを立てながら次々に敵を倒していく。そして、ビ・ハンに対して「おまえを殺す」と宣言する。

 ハンゾウの怒りと憎しみの感情が描かれた冒頭シーン。ハンゾウを演じた真田広之についてマッコイド監督は、「映画の最初で、素晴らしいエモーショナルな演技を与えくれる役者がいることは、僕にとってとても重要だった。本当に彼(真田さん)は素晴らしい役者だ。彼は、僕が見たことのないやり方で刀を使うことが出来る。彼の刀の使い方は見事だよ。そして、彼は素晴らしいファイターでもある。彼にはとても多くの経験があって、とても運動能力に長けている。そして、彼はとても謙虚だ。彼のことは大好きだよ」と絶賛している。

 演じた真田は、「アクションだけがショータイムのように先行してもいけないし、物足りなくてもいけないので、しっかりと、なぜ今このキャラクターは戦っているのか、戦っている時に何を考えているのか、その振り付けの一手一手に感情のサブタイトルが見えるような、そういうシーンにしたいね。という話を(監督と)していたので、それを確実に観客に届けたい」と語り、「主にアクションへの期待が大きい作品だと思うので、期待に応えながらも、しっかりとドラマやキャラクターに感情を刷り込んでいく、アクションに流されず、ドラマに溺れず、バランスをとるのが、一番の挑戦でしたね」と撮影を振り返っている。

 「モータルコンバット」は、世界で最も売れた格闘ゲームの1つでありながら、激しすぎるバトルと相手にトドメを刺すシリーズ定番の描写“フェイタリティ”の残虐さを理由に、日本では現在未発売となっているゲームシリーズ。映画化された本作では、「ラストサムライ」以降、多くのハリウッド作品に出演する真田広之が重要キャラクターのスコーピオンとして出演。さらに「マイティ・ソー」シリーズを始め、「ミッドウェイ」などハリウッド大作への作品が続く浅野忠信が、地球の戦士たちの指南役ライデンを演じる。

真田広之、妻子の殺した敵相手に死闘 ”妻”篠原ゆき子の姿も 「モータルコンバット」本編冒頭映像

【作品情報】 
モータルコンバット
2021年6月18日(金) 全国ロードショー
配給:ワーナー・ブラザース映画
© 2021 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved
IMAX® is a registered trademark of IMAX Corporation.

  • 作品

モータルコンバット

公開年 2021年
製作国 アメリカ
監督  サイモン・マッコイド
出演  ルイス・タン、真田広之、浅野忠信、ジョー・タスリム
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