「男子チームとの対戦で茶化される」など”あるある”も披露 「野球少女」を見た野球女子トーク映像公開

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「男子チームとの対戦で茶化される」など”あるある”も披露 「野球少女」を見た野球女子トーク映像公開

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 プロ野球選手を目指す天才野球少女スインを描いた映画「野球少女」(3月5日公開)を鑑賞した現役女子プロ野球選手によるトーク対談映像が公開された。このたび公開された第一弾には、加藤優(GOODJOB女子硬式野球部)、高塚南海(阪神タイガースWomen)、只埜榛奈(東海NEXUS)の3選手が登場している。

 互いを知りつくした仲良しメンバーの対談は、和気あいあいとした雰囲気でスタート。「野球少女」の感想を尋ねられると、「おもしろかったです」「感動!!」と称賛の声を上げた。「男子チームとの対戦で相手から茶化される」といった “女子野球あるある”など、映画とリンクする体験も語られた。イ・ジュヨンが40日間の特訓を経て挑んだ投球に関しては、「40日間(であの球を投げられるのは)はすごい!」「かっこよかった」「始球式に来たらいい球投げそう」と、彼女たちから見ても説得力があるシーンだったことを明かした。

 対談の後半では、「今の野球少女たちが野球を続けていける居場所をつくっていきたい」と未来の展望を熱く語る場面も見られた。最後には、野球選手ならではの映画の注目ポイントとして、まだまだ野球女子人口が少ないことに触れ、「『続けていたら夢は叶う』『これからの人生で応援してくれる人に出会うことができる』と勇気づけられると思うので、この映画を観て“野球を頑張ろう”と思ってほしい」と、未来の女子プロ野球選手にエールを送った。

 第二弾には3月5日配信予定で、エイジェック女子硬式野球部から吉田えり、川端友紀、磯崎由加里の3選手が登場する。脚本段階で「日本には“ナックル姫”と呼ばれる吉田えり選手がいる」というセリフがあった衝撃のエピソードが披露されるなどの内容となっている。

 「野球少女」は、最高球速134Kmを誇る”天才野球少女”のチュ・スインが、プロ野球選手を目指す姿を描いた作品。チュ・スインを演じるのは、「梨泰院クラス」で演じたトランスジェンダーの料理長役が話題となり、アジアアーティストアワード2020でアイコン賞を受賞する活躍を見せているイ・ジュヨン。約40日間にわたって独立リーグの選手たちと訓練を受け、すべての野球シーンをスタント無しで挑んでいる。

  • 作品

野球少女

公開年 2019年
製作国 韓国
監督  チェ・ユンテ
出演  イ・ジュヨン、イ・ジュニョク、ヨム・ヘラン、ソン・ヨンギュ、クァク・ドンヨン、チュ・ヘウン
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