バットを折って武装する男に突き刺す 家に置かれた物を使って武装集団退治 「Mr.ノーバディ」本編映像

映画スクエア

「Mr.ノーバディ」の写真をもっと見る

 6月11日より劇場公開されるアクション映画「Mr.ノーバディ」から、自宅を襲撃する武装集団を、地味でダメな“何者でもないただの男 ”と思われているハッチが返り討ちにするシーンの、本編映像が公開された。

 目出し帽をかぶった武装集団が静まり返ったハッチの家の中を歩いていく。銃を持つ武装集団とは対照的に丸腰のハッチだったが、敵の侵入を待ち伏せ、バットで殴りつけ、さらには折ったバットを敵の男に突き刺してとどめを刺す。その後も、包丁、皿、熱湯入りのやかんと、次々に日用品を武器に替え、敵を見事に仕留めていく。わずか約1分の間に、武器を持たずに6人を仕留め、一網打尽にする様子が描き出されている。

 華麗なアクションを見せるハッチを演じているのは、今年59歳を迎えるボブ・オデンカーク。映画製作がスタートする前から、2年に渡ってトレーニングを重ねていたという。オデンカークは、「ハリウッドを良く知る人なら、『Mr.ノーバディ』のような個性的な映画が作られる可能性が低いことを知っているだろう。しかし、もしこの映画に製作許可が下りたら、私は準備をしなければならず、そのために長い道のりを歩まなければならない。最初から自分でスタントをやりたいと思っていたし、現代の最高のアクション俳優とまではいかなくても、それに匹敵するスタントをやりたいと思っていた」と、プロフェッショナルな役者魂を語っている。

 「Mr.ノーバディ」は、家庭ではリスペクトできない父親として扱われるなど、人生の苦難を受け止めながら生きる、地味で平凡な“何者でもないただの男(NOBODY)”ハッチ・マンセルを描いた作品。怒りが爆発してチンピラを退治したハッチ。そのことがきっかけで武装集団に命を狙われ、隠していたスキルを発揮してド派手なアクションを見せる。主人公のハッチを演じるのは、ドラマ「ベター・コール・ソウル」の主役で知られるボブ・オデンカーク。「ジョン・ウィック」シリーズの生みの親デレク・コルスタッドが脚本を担当し、「ハードコア」のイリヤ・ナイシュラーが監督を務めている。

バットを折って武装する男に突き刺す 家に置かれた物を使って武装集団退治 「Mr.ノーバディ」本編映像

【作品情報】 
Mr.ノーバディ
2021年6月11日(金)全国公開
配給:東宝東和
© 2021 Universal Pictures

  • 作品

Mr.ノーバディ

公開年 2020年
製作国 アメリカ
監督  イリヤ・ナイシュラー
出演  ボブ・オデンカーク、コニー・ニールセン、RZA、マイケル・アイアンサイド
作品一覧