役者陣の迫真の表情をマンガで表現 漫画家・寺田ケンイチ手掛ける 「由宇⼦の天秤」マンガ版予告

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 9月17日より劇場公開される、⼥⼦⾼⽣⾃殺事件を追うドキュメンタリーディレクターを主人公とした「由宇⼦の天秤」から、マンガ版の予告編が公開された。

 マンガ版予告編は、映画のあらすじをマンガによってダイジェストで紹介したもの。作画を手がけたのは、漫画家の寺田ケンイチ。春本雄二郎監督の前作「かぞくへ」のファンだったことで、監督との交流がはじまったという。予告編で映し出されるマンガは、繊細な線のタッチで、主演の瀧内や父親役の光石などを筆頭に、登場人物の迫真の表情や心理描写を丁寧に描いている。また、映画本編にはないオリジナルのカットも書き下ろされている。本予告編の制作にあたり、絵コンテや編集作業を春本監督が行い、映画の持つ不穏でサスペンスあふれる世界観が表現されている。TikTokの映画『由宇子の天秤』公式アカウント(@yuko_no_tenbin)でも公開されている。

役者陣の迫真の表情をマンガで表現 漫画家・寺田ケンイチ手掛ける 「由宇⼦の天秤」マンガ版予告

役者陣の迫真の表情をマンガで表現 漫画家・寺田ケンイチ手掛ける 「由宇⼦の天秤」マンガ版予告

 「由宇⼦の天秤」は、⼥⼦⾼⽣⾃殺事件を追うドキュメンタリーディレクターの由宇⼦を主人公に、事件の真相に迫る過程で⽗から衝撃的な事実を聞かされ、究極の選択を迫られるという内容の作品。情報化社会を⽣きる人々が抱える問題や⽭盾をあぶり出している。主演は、キネマ旬報ベスト・テン主演⼥優賞を獲得した「⽕⼝のふたり」の瀧内公美。河合優実、梅⽥誠弘、光⽯研らが脇を固める。監督・脚本は「かぞくへ」の春本雄⼆郎が務めている。第71回ベルリン国際映画祭のパノラマ部門に正式出品された。

【作品情報】
由宇⼦の天秤
2021年9月17日(金)より、渋谷ユーロスペース他全国順次ロードショー
配給:ビターズ・エンド
©2020 映画工房春組 合同会社

  • 作品

由宇⼦の天秤

公開年 2020年
製作国 日本
監督  春本雄二郎
出演  瀧内公美、河合優実、梅田誠弘、川瀬陽太、丘みつ子、光石研、松浦祐也、和田光沙
作品一覧