ジェシー・アイゼンバーグ、口から火を吹きナチの兵士を火だるまに 「沈黙のレジスタンス」本編映像

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 8月27日より劇場公開される、“パントマイムの神様”と称されるマルセル・マルソーがユダヤ人孤児を救った実体験を元にした映画「沈黙のレジスタンス~ユダヤ孤児を救った芸術家~」から、マルセル(ジェシー・アイゼンバーグ)が捕らえられた兄アラン(フェリックス・モアティ)を奪還するシーンの、本編映像が公開された。

 公開された本編映像の舞台は1942年のフランス・リヨンの広場。露天商や大道芸人たちでにぎわう広場で、ナチの兵士に連行されそうになる兄アランを見たマルセルは、平静さを装いながら近づいていく。何とかして兄を救出しようと考えたマルセルは、大道芸人の小道具であるアルコール入りのビンと松明(たいまつ)をくすね、捕らえられたアランの乗る護送車に向かっていく。そして、ナチの兵士の目前で立ち止まると、口に含んだアルコールに火をつけて兵士に吹きかける。兵士は一瞬にして火だるまになり、マルセルは護送車から飛び出てきたアランとともに、走って逃げるのだった。

 「沈黙のレジスタンス~ユダヤ孤児を救った芸術家~」は、2007年に84歳で亡くなるまで、世界中の俳優、ミュージシャン、ダンサーたちに影響を与えたマルセル・マルソーが、第二次大戦時にユダヤ人孤児を救った実体験を元にした作品。マルセルを演じるのは、自身もユダヤ人で母親がプロの道化師だったジェシー・アイゼンバーグ。エド・ハリスが、アメリカ陸軍大尉ジョージ・S・パットンを演じている。監督は、ベネズエラで最も著名な映画監督・脚本家でベストセラー作家でもある、ポーランド系ユダヤ人のジョナタン・ヤクボウィッツが務めている。

ジェシー・アイゼンバーグ、口から火を吹きナチの兵士を火だるまに 「沈黙のレジスタンス」本編映像

【作品情報】
沈黙のレジスタンス~ユダヤ孤児を救った芸術家~
2021年8月27日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国公開
配給:キノフィルムズ
©2019 Resistance Pictures Limited.resistance-movie.jp

  • 作品

沈黙のレジスタンス~ユダヤ孤児を救った芸術家~

公開年 2020年
製作国 アメリカ・イギリス・ドイツ
監督  ジョナタン・ヤクボウィッツ
出演  ジェシー・アイゼンバーグ、クレマンス・ポエジー、エド・ハリス、エドガー・ラミレス
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