金子大地が見せる、黒木華を見つめる2種類の視線 「先生、私の隣に座っていただけませんか?」場面写真

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金子大地が見せる、黒木華を見つめる2種類の視線 「先生、私の隣に座っていただけませんか?」場面写真

金子大地が見せる、黒木華を見つめる2種類の視線 「先生、私の隣に座っていただけませんか?」場面写真

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 9月10日より劇場公開される、黒木華と柄本佑がダブル主演を務める映画「先生、私の隣に座っていただけませんか?」から、金子大地演じる自動車教習所の先生・新谷歩を捉えた場面写真が公開された。

 漫画家の佐和子(黒木華)の通う教習所の先生である新谷歩。はじめは緊張と恐怖心で体がこわばりうまく運転出来ずにいた佐和子だが、新谷のやさしく熱心な教えにより徐々に上達。同時に、2人の関係は少しずつ親密になっていく。公開された2点の場面写真では、車の助手席から佐和子を見つめる新谷の姿が捉えられている。似た写真だが、1点は教習所の先生の制服を着ており、佐和子を見つめる表情は心を奪われてしまったような表情を見せている。もう1点は私服姿で、表情には何かを訴えかけているような憂いを帯びており、2人の関係性の変化が描き出されている。

 金子のキャスティングについて堀江監督は、「佐和子の漫画の中のキャラクターとしても描かれる新谷は、より人間味を持たせる上で視線や瞳の動かし方が重要だと思っていた」とした上で、「(金子は)瞳の揺れ方が特徴的」と高く評価している。金子は新谷を演じるにあたり、「台本を読んだ時に、自分に出来るのかなというぐらい、僕とは真逆のとても爽やかな役柄だったのですごく悩みました。堀江監督がひとつひとつ丁寧に演出してくださったので、演じ切ることができました」と、堀江監督と二人三脚で役柄を作り上げていったことを明かしている。

 「先生、私の隣に座っていただけませんか?」は、結婚5年目の漫画家夫婦を描いた作品。不倫を題材にした漫画を描く佐和子。その内容は、自分たち夫婦そのままで、夫・俊夫による実際の不倫について描かれている。俊夫が精神的に追いつめられていく一方で、佐和子は自動車教習所の先生との淡い恋に陥り・・・という物語が展開される。佐和子を黒木華が、俊夫役を柄本佑が演じている。企画コンテスト「TSUTAYA CREATORS' PROGRAM FILM」の2018年の準グランプリ作品に輝いた作品で、BSテレ東のドラマ「高嶺のハナさん」で監督を務めた堀江貴大が脚本・監督を手がける。

【作品情報】 
先生、私の隣に座っていただけませんか?
2021年9月10日(金)、新宿ピカデリー他全国公開
配給:ハピネットファントム・スタジオ
(C)2021「先生、私の隣に座っていただけませんか?」製作委員会

  • 作品

先生、私の隣に座っていただけませんか?

公開年 2021年
製作国 日本
監督  堀江貴大
出演  黒木華、柄本佑、金子大地、奈緒、風吹ジュン
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