世界で活躍するダンスパーフォーマンスグループ「s**t kingz（シットキングス）」のOguriが、松坂桃李主演映画「孤狼の血」の続編「孤狼の血 LEVEL2」（8月20日公開）で、本名の小栗基裕として俳優デビューすることが明らかになった。
シットキングスは、shoji・kazuki・NOPPO・Oguri の4⼈で構成されるダンスパーフォーマンスグループ。アメリカ最⼤のダンスコンテスト「BODY ROCK」で、2010 年と2011 年に連続優勝を果たし、これまでに20カ国以上を訪問するなど世界的に活躍している。また、AAA、木村拓哉、東⽅神起、三浦⼤知などのアーティストの振り付けを約250曲以上⼿がけている。
小栗が演じるのは、“悪魔”の男・上林が率いる上林組の組員である戸倉毅。敵とみなしたものにはなりふり構わず襲い掛かっていく危険なヤクザとして登場する。小栗はヤクザのドキュメンタリーや薬物常習者の動画を見て研究し、メイク係と話し合って薬物常習者のボロボロの歯を再現するためにしっかりと汚すなど、役作りを徹底的に行ったという。俳優デビューとなった小栗の演技について白石和彌監督は、「オーディションで会った瞬間に、“きっと芝居も面白いに違いない！”って思わせてくれる何か持ってました。その目に狂いはなかったです」と称賛している。
小栗は、「上林組の絆の強さとぶっ飛びっぷりを是非観て欲しいなと思っております！」とコメントを寄せている。
「孤狼の血 LEVEL2」は、第42回日本アカデミー賞など多くの受賞を果たした「孤狼の血」の続編。前作から3年後を舞台に、伝説の刑事・大上の遺志を受け継いだ若き刑事・日岡秀一の姿を、原作シリーズでは描かれていない完全オリジナルストーリーで描く。前作に引き続き松坂桃李が日岡を演じ、前作も担当した白石和彌監督がメガホンを取る。松坂に加え、鈴木亮平・村上虹郎・西野七瀬・中村梅雀・早乙女太一・斎藤工・吉田鋼太郎らが出演する。
【小栗基裕 コメント全文】
別の役でオーディションを受けていたので、戸倉役に決まったと聞いた時は嬉しさと驚きで震えました。役が決まってからはヤクザに関するドキュメンタリーや、YouTubeで薬物常習者の仕草を見て、とにかく研究しました。現場では自分が想像していたよりもかなりクセの強い人間になり、クスリの影響で歯がボロボロという設定だったので、メイクさんにしっかり汚して頂き、我ながら大きなインパクトを残せたのではないかな、と思います（笑）
撮影以外の時間も鈴木亮平さんが優しく楽しくみんなを引っ張ってくださって、同い年のマイティー(毎熊克哉さん)は俳優として色々な事を教えてくれて、上林組の皆さんとの絆がすごく深まりました。また早乙女太一さん演じる花田に投げられるシーンがあったのですが、撮影後に「軸がしっかりしてて投げ易かった」と言っていただけて、ダンスやってて良かった、と思いました。シッキンのメンバーもみんなビックリしながらも「おめでとう！凄いね！頑張って！」と言ってもらえました。いつも照れ臭くて冷静を装ってしまうんですが内心はとても嬉しかったのを覚えています。
前作にも増して、今作は刺激的でカッコいい作品になっています。特に日岡と上林がぶつかるシーンは現場にいながら本当に興奮しました！それと同時に、登場人物の背景一つ一つにドラマがあり、本当の正義とは何か？悪とは何か？という重厚なテーマも兼ね備えた作品だと思いました。上林組の絆の強さとぶっ飛びっぷりを是非観て欲しいなと思っております！
【作品情報】
孤狼の血 LEVEL2
2021年8月20日（金）全国公開
©2021「孤狼の血 LEVEL2」製作委員会
