中川大志、岡山天音とのキスシーンに「忘れられないですね、あの感触」 「FUNNY BUNNY」主演

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中川大志、岡山天音とのキスシーンに「忘れられないですね、あの感触」 「FUNNY BUNNY」主演

 飯塚健監督による同名のオリジナル戯曲を中川大志主演で映画化した「FUNNY BUNNY」の初日舞台あいさつが4月29日に行われ、出演した中川大志、岡山天音と飯塚健監督が登壇した。緊急事態宣言発令の状況などを鑑み、無観客イベントとして実施された。

 岡山との共演について中川は、「5,6年前にドラマのゲストでご一緒しまして。もちろん同じシーンもあったんですが、そんなにガッツリと絡むという役柄ではなくて。だからその時はほとんどしゃべることがなかった。だから僕にとって天音くんはベールに包まれた感じで。もちろんいろんなところで共通の知り合いがいて。今までは人を介して天音くんの話をいろいろと聞いていたんですけども、現場でガッツリと一緒にやらせていただくのは初めて。とにかく僕も大好きな役者さんなので嬉しかったですし、楽しかったですね」とコメント。

 一方の岡山も「現場で、共演する俳優さんとガッツリ台本だったりお芝居について話すことって意外とないことなので。だから何かそういった意味でも貴重でしたし、最初に共演した頃から考えると、だいぶ近くなったなという感じがありますね」と返すも、中川は「でも今日、久々に会ったら若干距離を感じるというか。リセットされたというか。あんなに密な関係だったのに」と中川を茶化す姿を見せていた。

 本作の劇中では、中川演じる剣持と岡山演じる漆原のキスシーンがある。「あのシーンの前はめっちゃ、うがいしました。嫌われたくないと思って」と笑う岡山に対して、中川も「忘れられないですね、あの感触が。ちょっと目覚めそうになりました。いろんなものがパッと出ました」とコメント。ただし、お互いに感情的になっているというシーンだったため、「意識が吹っ飛んでいるような感じでしたね。何も覚えていないです」と中川が語り、岡山も「キスシーンって緊張しますけど、あれだけ印象に残らないというか、感触を覚えていないキスシーンもはじめてですね」と振り返ると、飯塚監督も「あれはキスシーンというジャンルじゃないですね」と付け加えた。

 ファンからの「続編を希望します」の声が読み上げられると、中川は「ほかにもエピソードがありますので、このメンバーで続編ができたら、どんなに楽しいだろうと。やっていく中でもそう思いましたし、完成した作品を見た中でもそう思いました。またやれたらいいなと思います」と続編に意欲的なコメント。岡山も「同じくですが、『FUNNY BUNNY』の舞台版の映像を見ていた当時は僕が参加するとは思っていなかったので、続編があるなら参加したいです」とこちらも意欲的なコメント。そんな二人の言葉に飯塚監督も「嬉しいですね。やれたらいいですね」と笑顔を見せていた。

 「FUNNY BUNNY」は、2012年に上演された飯塚監督によるオリジナル戯曲「FUNNY BUNNY」を映画化した作品。戯曲は、謎が謎を呼ぶ緻密なプロットが話題を呼び、全公演が完売となった。自殺志願者を見分ける能力を持つ自称小説家の剣持聡と親友の漆原聡によるウサギの着ぐるみ姿での図書館襲撃、数年後のラジオ局電波ジャックの2つの事件に隠された謎と真実が描かれていく。主人公の剣持を中川大志が、相棒の漆原を岡山天音が演じる。その他、関めぐみ、森田想、レイニ、ゆうたろう、落合モトキ、田中俊介らの若手俳優が出演。東京03の角田晃広、菅原大吉が脇を固めている。

【作品情報】
FUNNY BUNNY
映画館&auスマートパスプレミアムにて公開中
配給:「FUNNY BUNNY」製作委員会
(C)2021「FUNNY BUNNY」製作委員会

  • 作品

FUNNY BUNNY

公開年 2021年
製作国 日本
監督  飯塚健
出演  中川大志、岡山天音、、関めぐみ、森田想、レイニ、ゆうたろう、田中俊介 佐野弘樹
作品一覧