登場人物・キャスト ALWAYS 三丁目の夕日
古行淳之介(須賀健太)
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古行淳之介は、母に捨てられた小学生の男の子である、映画「ALWAYS 三丁目の夕日」の登場人物。おとなしく遠慮がちな少年で、いつも正座をしている。母の和子に捨てられ、和子の昔の仕事仲間であるヒロミに引き取られる。その後、ヒロミの所から駄菓子屋を営む茶川の家に預けられる。
茶川の家で、茶川が「少年冒険団」の作者だと知る。掲載されている古い少年雑誌を持っているほど「少年冒険団」の大ファンなことから、茶川を憧れの目で見るようになる。茶川の家にある「少年冒険団」を夢中で読み、顔に笑顔が浮かぶ。その時、茶川の家を訪ねてきたヒロミは初めて淳之介の笑顔を見る。その日の夜、茶川、ヒロミ、淳之介の3人でヒロミが作ったライスカレーを食べ、その時の楽しい思い出を絵に描く。
ある日、学校でノートに書いた「少年冒険団」の物語を一平たちに読まれる。淳之介の作った物語は面白く、一平たちとたちまち仲良くなる。スランプに陥った茶川は、淳之介が書いた「少年冒険団」の物語を盗作し、雑誌に掲載してしまう。それを知っても、怒るどころか、自分の考えた話が本になり嬉しいと感動する。
茶川とヒロミの会話を偶然聞き、自分の母、和子が高円寺の和菓子屋「藤戸」にいることを知る。一平と共に高円寺の和菓子屋を訪ねるが、出て来た和菓子屋の店主は和子の存在を隠す。事情を察して一平の手を引いて店を立ち去り、この先もう母とは暮らせないと悟る。遅くなって帰宅すると、心配した茶川から真剣にビンタされ、茶川に抱きしめられながら涙する。
茶川からクリスマスに欲しいものを聞かれるが、本当は万年筆が欲しいのだが遠慮して言わない。クリスマスの夜、プレセントの中身が万年筆だったことを知って目を輝かせ、サンタクロースの存在を信じると語る。数日後、淳之介の実の父が淳之介を引き取ろうと茶川の家を訪れる。茶川からもらった大切な万年筆を川端に取り上げられ、泣きながら川端の車に乗せられていく。川端のもとを逃げ出して茶川のもとへと戻り、淳之介を追いかけて来た茶川と再会し、抱き合う。
キャスト
古行淳之介を演じているのは須賀健太。公開時11歳頃。同時期の映画出演作には「ゴジラ FINAL WARS」(2004)などがある。
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