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The Hangover (2009) - The Wolf Pack Scene (3/10) | Movieclips
フィル・ウィネックは、学校の教師である、映画「ハングオーバー!消えた花ムコと史上最悪の二日酔い」の登場人物。ハンサムで妻子持ち。友人のステュやダグに比べ冷静なタイプである。ステュが恋人のメリッサと結婚することに反対している。
結婚を控えるダグのパチェラーパーティ(独身最後の夜を友達と過ごすパーティ)をしようと、ダグ、ステュ、アランとラスベガスにやってくる。宿泊するカジノホテル、シーザーズ・パレスの屋上で乾杯するも、翌日、ひどい二日酔いの状態で自分の部屋で目覚める。ダグが見当たらず探すことになる。
自分の腕に巻いてあるリストバンドから昨晩病院にいたことが分かり、病院に向かう。治療した医師から、4人がドラッグのルフィリン(通称ルーフィー)を摂取していたこと、ステュが結婚してきたと騒いでいたことを知る。ベスト・リトル・チャペル(礼拝堂)で、ステュの結婚相手がジェイドという女性だと突き止めるが、2人組のアジア系チンピラに襲われ、辛くも逃げ出し、ジェイドの家に向かう。
ジェイドに会い、昨晩の経緯を聞いていると、警官が乗り込んできてパトカー盗難の罪で逮捕される。スタンガンの講習で実験台になることを条件に釈放され、押収されていたベンツも戻ってくる。ベンツのトランクを開けると裸のアジア系ギャングのレスリー・チャウが飛び出し殴られる。直後に、アランから乾杯した酒にルフィリンを入れたと告白される。ホテルに戻ると、待ち受けていたマイク・タイソンに昨晩盗んだトラを自宅に返すように要求される。タイソンの家で監視カメラの映像を見せられ、深夜3時30分までダグといたことを確認する。
タイソンの家からの帰り道、レスリーの襲撃に遭い、人質のダグを返す条件に、昨晩レスリーから奪った8万ドル分のカジノのチップを要求される。奪ったチップは見つからなかったものの、カード・カウンティングを利用してカジノのブラックジャックで8万ドルを稼ぐことに成功。レスリーに渡すが、人質になっていたのは友人のダグではなく、アランに麻薬を売った黒人のダグだった。
黒人のダグとの会話から、ダグはホテルの屋上にいるとステュが推理。予想通り、屋上でダグを見つけ、朦朧とする彼を車に乗せ、急いでロサンジェルスに戻り、無事ダグの結婚式に間に合う。結婚式終盤で、アランが見つけてきたデジタルカメラの写真をステュらと一緒に確認する。
・ラスベガスでのバチェラーパーティの軍資金として、勤務先の学校の生徒から遠足の費用として集めた金を着服する。
フィル・ウィネックを演じているのは、アメリカの俳優であるブラッドリー・クーパー。公開時34歳頃。同時期の出演作には、「イエスマン “YES”は人生のパスワード」(2008)、「そんな彼なら捨てちゃえば?」(2009)、「ウルトラ I LOVE YOU!」(2009)などがある。ちなみにクーパー自身は禁酒主義者である。