清須会議 キーワード

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キーワード 1 清須会議

評価、興行収入、原作

「清須会議」は、少年時代から清須会議に興味を持っていたという三谷幸喜が脚本・監督・・・を担当した作品で、登場人物のモノローグ形式で書かれた自らの原作が元になっている。日本アカデミー賞の「監督賞」「脚本賞」「音楽賞」「美術賞」「録音賞」「編集賞」の優秀賞に選ばれた。興行的には興行収入29.6億円のヒットとなり、2013年の邦画・・・
キーワード 2 清須会議

清須会議(清州会議)

清須会議(清州会議)は、織田信長が本能寺の変で自害したあと、織田家の跡継ぎと信長・・・の所領の配分について話し合われた会議のこと。1582年に、尾張国(現在の愛知県)の清州城で行われた。 織田家の宿老である柴田勝家、丹羽長秀、羽柴秀吉、池田恒興の4人で話し合いが行われ、信孝を推す勝家と三法師を推す秀吉が対立。最終的には勝家・・・
キーワード 3 清須会議

清州城

清州城は、尾張国(現在の愛知県)の清洲にあった城で、清須会議の舞台となる。かつて・・・は織田家の本城だった。のちに、徳川家康によって清須から名古屋への遷府が命じられたことにより廃城となる。「清須会議」では、存在していたかどうかで説が分かれる天守閣が表現されたほか、池などのある庭を囲うように登場人物たちの居室がある形となってい・・・
キーワード 4 清須会議

本能寺の変

本能寺の変は、明智光秀が主君の織田信長に対して行った謀反のことで、本能寺にいると・・・ころを襲撃された信長は自害した。また、二条城にいた信長の嫡男である信忠も自害した。本能寺の変のあと、秀吉らの軍勢が光秀の軍勢を倒したあとに開かれたのが清須会議である。 「清須会議」では、襲撃される信長の様子や、妻の松姫や息子の三法師を清州・・・
キーワード 5 清須会議

旗取り大会

「清須会議」では、海岸の砂浜で行われる旗取り大会の様子が描かれている。丹羽長秀の・・・発案で行われることになり、織田信孝を大将、柴田勝家を副将、前田利家を先鋒とする紅組と、織田信雄を大将、羽柴秀吉を副将、池田恒興を先鋒とする白組の対戦となる。 先鋒の対決では、足が遅い利家が出遅れるが、勝家に気を使った恒興が足ばなれを起こし・・・
キーワード 6 清須会議

らっきょう

清州城に到着した勝家は、織田信孝のところに顔を出す前に、お市に加賀土産のらっきょ・・・うを届けに行く。「甘酢につけると美味」とお市に勧めるが、お市はらっきょうのにおいに閉口する。また、「お香が好き」とお市が語っていたのを聞いていた勝家が、「お香」と「香の物」を間違えてらっきょうを持ってきたことが明らかになる。このあと、三十郎・・・
キーワード 7 清須会議

香炉

清州城に到着した秀吉は、3千貫の価値があるという京土産の香炉をお市に贈る。だが、・・・夫や子どもを殺した秀吉をうらんでいるお市は、お付きの女性に香炉を窓の外に投げさせる。香炉は、首が取れた姿で池の中で見つかる。香炉を拾った秀吉は、三十郎に香炉を贈ろうとする。「持って帰れ」という三十郎だったが、3千貫の値打ちがあることを聞いて・・・
キーワード 8 清須会議

旧知の仲である寧と再会した松姫は、三法師を連れて川に行きたがる。川で遊んでいると・・・ころにやって来た秀吉が三法師を織田家の跡取りに担ぐことを思いつく。三法師が織田家の跡取りとなることが決まったあと、川に流れる戦で死んだ人間を見てきたために川が嫌いであること、それでも川に行ったのは誰かに三法師の存在に気づいてもらうためだった・・・
キーワード 9 清須会議

酒宴

評定までの間、秀吉は酒宴を開いて武将たちをもてなす。秀吉は宴を盛り上げるために妻・・・の寧を清州城に呼び、寧は「くつわ踊り」を踊って盛り上げる。そんな秀吉の酒宴を見た前田利家は、酒宴も秀吉にとっては戦であることを語る。一方の勝家は、自らが織田家の跡取りに担いでいる信孝の酒宴に顔を出さず、恋するお市のためにサザエを焼く。秀長は・・・
キーワード 10 清須会議

でくのぼう

でくのぼうは、木でできた人形。関節部分が動くようになっており、揺すると滑稽な動き・・・をする。堀秀政から赤子をあやすための道具として教えてもらった秀吉は、大急ぎで秀政に手に入れてもらう。織田家の跡取りに決まった三法師が泣きじゃくった時に、秀吉がでくのぼうを使って三法師を笑わせる。三法師に気に入られた秀吉は、三法師を抱きかかえ・・・
キーワード 11 清須会議

京都御馬揃え

「京都御馬揃え」は、本能寺の変の前年に京都で行われた観兵式。織田信長が自らの力を・・・誇示するために行われ、信長の嫡男である信忠をはじめとする織田家の面々や、柴田勝家や明智光秀などの名だたる家臣が参加した。「清須会議」では、京都御馬揃えが始まる前の様子が回想で描かれており、不満を述べる光秀を信忠がたしなめる様子などが描かれて・・・
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