南果歩 アメリカ人バックパッカーと同居するバツイチキャリアウーマンに 「ルール・オブ・リビング」予告

映画スクエア

 2025年9月19日より劇場公開される、「ルール・オブ・リビング ~“わたし”の生き方・再起動~」の、本ポスターと本予告が公開された。

 「ルール・オブ・リビング ~“わたし”の生き方・再起動~」は、家族や同僚たちに振り回され、心の余裕を失っているバツイチのキャリアウーマンが、突然同居することになってしまったアメリカ人バックパッカーとの生活を経て、自分の人生を振り返り、新しい生き方を模索していくストーリーの作品。

 主人公の阿部美久子を南果歩が演じ、本作の監督・脚本を手掛けるグレッグ・デールが、美久子と同居するアメリカ人バックパッカーのヴィンセント役を務める。さらに、美久子との再婚を勧められる幼なじみの光一役を椎名桔平が務めるほか、河北麻友子、すみれらが脇を固めている。

南果歩 アメリカ人バックパッカーと同居するバツイチキャリアウーマンに 「ルール・オブ・リビング」予告

 南果歩らのコメントも公開された。コメントは以下の通り。

■南果歩
「人生には思いがけない出会いや出来事がある。だからこそ、変化を恐れず、飛び込んでほしい。」
私たちは知らず知らずのうちに、自分の中に"ルール"を作ってしまいがちです。
年齢や立場を考えすぎて、**「自分はこうあるべき」「こうしなければならない」**と思い込んでいませんか?私が演じた美久子は、そんな固定観念に縛られながらも、異国の男性との出会いを通して、自分の人生に新しい扉を開いていきます。
この映画は、ミドルエイジの女性だけでなく、どんな世代の方にも「自分の人生をどう生きるか」を問いかける作品になっています。映画を観終えたあと、「私ももっと自由に生きていいんだ」と思ってもらえたら嬉しいです。
そして、大切な人と一緒に過ごす時間を、今よりもっと大切にしていただけたらと思います。劇場でお待ちしています!

■グレッグ・デール監督
「どんな年齢でも、自分の人生を選び直すことはできる。大切なのは、後悔しないこと。」
映画を作ることは本当に難しく、この作品も完成までに多くの挑戦がありました。
特に、映画祭への出品は予想以上に厳しく、トップクラスの国際映画祭に認められるには時間も努力も必要でした。
僕は初監督だったし、コメディ作品はドラマより評価されにくい。
でも、そんな中で、セドナ国際映画祭でベストコメディ賞を受賞できたことは大きな喜びでした。審査員の皆さんが「この映画は心に響く」と言ってくれたことが、本当に嬉しかったです。この映画は、大人のラブストーリーでありながら、文化の違いを超えて「人と向き合うこと」の大切さを描いた作品です。
異なる価値観の中で生きる二人が、時にはぶつかりながらも、お互いを理解し、心を通わせていく——。
それは、今の世界に必要なことでもあると感じています。僕自身、日本に長く暮らしながら、日本とアメリカの文化の違いを日々感じてきました。
だからこそ、この物語を通じて、「違いを楽しむことの素晴らしさ」を伝えたかったんです。
この映画が、皆さんの人生に少しでも新しい視点や気づきをもたらしてくれたら嬉しいです。そして、何より楽しんで観てください!

■すみれ
こんにちは、すみれです。
この映画『ルール・オブ・リビング』は、文化も年齢も生き方も違う人たちが、同じ時間と場所を共有する中で、少しずつ心を通わせていく物語です。私自身もハワイで育ち、いろんな文化に触れてきたので、撮影中も「言葉や常識の違いがあるからこそ、お互いを知ろうとする気持ちが大事なんだな」と感じることがたくさんありました。
それぞれのキャラクターが、誰かのためにがんばりすぎたり、夢を置き去りにしたりしながらも、ほんの少し勇気を出して一歩踏み出す姿がとても愛おしくて。きっと観てくださる方にも「自分もこうやって一歩進んでいいんだ」って思っていただけるんじゃないかなと思います。
笑って、ちょっと泣いて、そして心がふっと軽くなるような時間を、ぜひ劇場で味わってください。スクリーンでお会いできるのを楽しみにしています。  Mahalo♡

■河北麻友子
この作品は、人生に迷ったときや、心が少し疲れてしまったときに、ふと誰かとつながることで見えてくる新しい景色を描いています。言葉が通じなくても、心が通じる瞬間はきっとある。そんな温かさを、スクリーンを通して感じていただけたら嬉しいです。何歳になっても悩みはあると思いますが、その中で一生懸命生きる南さん演じる主人公にとても勇気をもらえると思います!たくさんの方にご覧いただけることを、すごく楽しみにしています!

■椎名桔平
文化も言葉も違う相手との「暮らし」を通して見えてくるもの。
それは、退屈ではなく、静かに心が触れ合っていく瞬間です。
私が演じた光一は“正しさ”や“世間”にとらわれて生きてきた男です。
しかし、ある出会いが、彼に小さな変化をもたらします———その姿に、誰かが自分を重ねてくれたら嬉しいです。
この映画は、恋愛映画でありながら、「人生を選び直す勇気」を描いた物語です。
そして、どんな年齢からでも、“わたし”の人生を始められるというメッセージが込められています。
観終わったあと、ふっと方の力が抜けて、
「なんだ、自分のままでいいんだ」と思ってもらえたらいいですね。

■ジェフリー・ロウ
まったく違う世界の人との出会いが、自分自身を思い出させてくれることがあります。
『ルール・オブ・リビング』は、「~すべき」「~でなければ」といった役割に、私たちがどれほど縛られているかを映し出す物語です。人生に正解なんてなくて、誰もが手探りで生きている——だからこそ、怖くて、美しい。
この映画で心に残ったのは、「変わるのに遅すぎることはない」ということ。あきらめていた扉を、もう一度開くこともできる。僕自身、何度も失敗し、まわり道をしてきました。でも、そんな僕を変えてくれたのは、自分とはまったく違う世界の人たちでした。
この作品が、観てくださった方の心を少しでも揺さぶり、自分を許したり、大切な誰かに手を差し伸べたりするきっかけになれば嬉しいです。

【作品情報】
ルール・オブ・リビング ~“わたし”の生き方・再起動~
2025年9月19日(金) 新宿ピカデリー全国公開
配給:バリオン
©Mirus Pictures

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