アメリカ、ロサンゼルス。アラフィフ女性のグロリア・ベルは、離婚や子育てを乗り越えて自由な日々を送っていたが、どこか満ち足りない寂しさを感じている。そんなある夜、クラブでアーノルドという年配の男性から声を掛けられる。同じく離婚経験をもち、紳士的な彼に興味を惹かれ、二人は付き合い始めることになる。詩を読み、哲学的な話題で盛り上がるなど知的にも洗練され、新たなパートナーとして理想的な相手だとグロリアは感じていたが、デート中にアーノルドの携帯には元妻や娘たちから電話が掛かり、彼女らにグロリアとの関係を秘密にしていることを懸念している。