登場人物・キャスト　フォードvsフェラーリ

ヘンリー・フォード2世(トレイシー・レッツ)

重要な部分に触れている場合があります。

ヘンリー・フォード2世は、フォード・モーターの会長である、映画「フォードvsフェラーリ」の登場人物。実在の人物。フォード・モーターの創業者ヘンリー・フォードの孫。本作では以下のように描かれている。

経営危機の状況に、社員から起死回生のアイデアを募る。アイアコッカから若者へアピールするためのレース参戦を提案され、フェラーリの買収に乗り出す。だが、レース出場の最終決定権がフォードにあることから買収話は破談となる。フィアットとの買収話のエサにされたことや、フェラーリの総帥であるエンツォ・フェラーリが侮辱の言葉を発していたことを聞いて激怒。アイアコッカに、レースでフェラーリを負かすチームを作るように命じる。

最初のル・マン参戦で惨敗を喫するものの、継続してシェルビーをチームの責任者とする。またシェルビーには、何かあれば自分に報告するように話す。新しくレース部門の統括に任命したビーブがマイルズを外そうとした時には、新型レーシング・カーの試乗として助手席に乗ってシェルビーと話し、マイルズのデイトナでの優勝を条件に、マイルズのル・マンでの参加を認める。

ル・マンでは、スタート・フラッグを振る役目を務める。その後、観覧席でレースを見守り、途中でヘリに乗って女性と食事に向かう姿を見せる。フォードが1位、2位、3位を独占することに喜び、優勝者となったチームに優勝カップを渡す。

・太っており、新型レーシング・カーに乗る時には窮屈そうな姿を見せる。試乗のあとには、あまりのパワーとスピードに思わず涙ぐみ、「父に見せたかった」と語る。

キャスト

ヘンリー・フォード2世を演じているのは、アメリカの俳優であるトレイシー・レッツ。公開時54歳頃。同時期の出演作には、「ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語」(2019)などがある。

「フォードvsフェラーリ」の関連項目

シーン 3 フォードvsフェラーリ

フェラーリ買収を提案するアイアコッカ

アメリカの巨大自動車メーカーであるフォード・モーターは、経営危機に陥っていた。経・・・営危機を打開するため、フォード・モーターの会長であるヘンリー・フォード2世は、社員にアイデアを求める。マーケティング担当役員であるリー・アイアコッカは、若者にフォード・モーターを「カッコいい」と思ってもらう必要があると考えている。アイア・・・

セリフ・名言 5 フォードvsフェラーリ

ヘンリー・フォード2世「あの脂ぎったクソイタリア人を、ル・マンのフィニッシュ・ラインの100フィート地下に埋めてやるんだ」

0:33:05頃フェラーリの買収交渉が破談となった上に、フィアットからの買収話・・・のエサに使われたことが判明する。エンツォ・フェラーリが言っていた言葉をアイアコッカから聞いたヘンリー・フォード2世は、メンツにかけてフェラーリをレースで倒すように命じる。・・・

セリフ・名言 11 フォードvsフェラーリ

フォード「さあ、行け。こいつは戦争だ」

1:10:55頃 1回目のフォードのル・マン挑戦は惨敗に終わる。責任者のシェルビ・・・ーの責任がフォード車内で取り沙汰されるが、シェルビーはヘンリー・フォード2世に「フェラーリをおびやかした」と話す。ヘンリー・フォード2世は、引き続きシェルビーに指揮を取らせる。フォードはアメリカ軍のために、フェラーリはイタリア軍のために、第・・・

セリフ・名言 13 フォードvsフェラーリ

ヘンリー・フォード2世「パパにこいつを見せてやりたかった。感じさせたかった」

1:28:10頃フォードの副社長であるビーブが、マイルズを外そうとしていること・・・を知ったシェルビー。フォードの会長ヘンリー・フォード2世をレース用の車に乗せたマイルズは、テスト走行に同乗させる。レーシング・カーのパワーとスピードに驚いたヘンリー・フォード2世が語る言葉。マイルズは、この車を扱える人間は多くないと語り、マ・・・

キーワード 3 フォードvsフェラーリ

フォード・モーター

フォード・モーターは、ヘンリー・フォードが創業したアメリカの自動車メーカー。「フ・・・ォードvsフェラーリ」で描かれる時代には、大衆車から高級車まで手がけていたが、経営危機に陥っている。アイアコッカの発案により、若者を引きつけるためにモータースポーツへの参戦を決定し、フェラーリを買収しようとするが失敗。会長のヘンリー・フォー・・・