実はクリスはサンタクロースのクリス・クリングルと妻のルースは、何百年もの間、雪深いアラスカの森の奥深くに身を潜めてきた。しかし、近年は彼の存在を信じない子どもの増加に伴って政府からの報酬が削減され、彼が営むおもちゃ工場と従業員は深刻な財政危機に陥っていた。ある日、彼は危機を脱するため、米国陸軍から依頼された兵器の製造を受託することに。一方、クリスマスの朝、欲しいものはすべて手に入れてきた裕福な12歳の少年ビリーは、クリスマスのプレゼントへの期待を胸に目を覚ます。ところが彼に贈られたのはひとかけらの石炭だった。怒りが頂点に達し、復讐を誓ったビリーは、凄腕の暗殺者へサンタクロース抹殺を依頼する。サンタクロースと米国陸軍、そして最凶の暗殺者による三つ巴の血で血を洗う死闘が幕を開ける。

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