ストーリー・あらすじ紹介　はじまりのうた

ダン

ニューヨークに住むダンは、かつてレコード・レーベルを立ち上げて成功した人物である。だが、最近の5年間はヒットを飛ばせず、酒びたりの生活を送り、妻のミリアムとも別居していた。娘のバイオレットを学校に迎えに行ったダンは、娘と自らが立ち上げた会社に向かう。会社でダンは、一緒に会社を立ち上げたサウルからクビを言い渡される。ダンは怒る。

アレンジ

バイオレットを家に送ったダンは、ミリアムから派手な格好をして学校に友だちがいないバイオレットを導くように言われる。仕事を失い家庭もうまくいっていないダンは、昼間からベンチで酒を飲み、涙を流す。夜、酔っ払ったダンはバーに入る。ギター一本で歌うグレタの歌を聞いたダンの頭には、自然とアレンジが浮かんでくる。ダンはグレタの曲を気に入る。

グレタを説得

グレタに話しかけたダンは、レーベルとの契約を誘う。ダンはグレタの服装などの印象を変えれば売れると説得するが、グレタに契約するつもりはない。それでも説得を続けるダン。明日イギリスに帰るというグレタに、1日だけ滞在を延ばすようにダンは頼む。考えて電話をすると話したグレタは、自宅で恋人だったデイヴのことを思い出す。

シーン 1

自分の境遇を正直に話すダン

自らが立ち上げたレコード会社をクビになり、家族との関係もうまくいっていないダンは・・・、昼間からベンチで酒を飲み、涙を流す。夜、酔っ払ったダンはバーに入る。ギター一本で歌うグレタの曲を聞いたダンの頭には、自然とアレンジが浮かんでくる。ダンはグレタの曲を気に入る。グレタに話しかけたダンは、レーベルとの契約を誘う。グレタの服装な・・・

シーン 2

ダンとグレタの“本物”談義

自らが立ち上げたレコード会社をクビになり、家族との関係もうまくいっていないダン。・・・夜、酔っ払ったダンはバーに入る。ギター一本で歌うグレタの曲を聞いたダンの頭には、自然とアレンジが浮かんでくる。ダンはグレタの曲を気に入る。グレタに話しかけたダンは、レーベルとの契約を誘う。グレタの服装などの印象を変えれば売れると説得するダン・・・

グレタとデイヴ

（過去）映画の挿入歌がヒットしたデイヴは、恋人のグレタと一緒にニューヨークにやって来る。これまでデイヴとグレタはチームだったが、グレタは一歩引くようになる。デイヴが打ち合わせでロサンゼルスに向かい、グレタは自分がデイヴにクリスマス・プレゼントとしてバラードの「LOST STARS」を贈った時の映像を見る。ロサンゼルスから戻って来たデイヴの新曲を聞いたグレタは、デイヴが浮気していることに気づく。グレタはデイヴの元を去り、友人のスティーヴが演奏するバーに行く。

シーン 3

ファンに写真撮影を求められて戸惑うデイヴ

ニューヨークのバーで友人のスティーヴに勧められて曲を演奏したグレタは、曲をダンに・・・気に入られる。ダンからレコード会社との契約を勧められたグレタだったが、グレタは契約するつもりはないと語る。それでも食い下がるダンに、「気が向いたら電話をする」と話して別れる。その夜グレタは、恋人だったデイヴのことを思い出す。映画の挿入歌・・・

シーン 4

「LOST STARS」

映画の挿入歌がヒットしたデイヴは、恋人のグレタと一緒にニューヨークにやって来る。・・・これまでデイヴとグレタはチームだったが、グレタは一歩引くようになる。グレタは買ってきたコーヒーをデイヴやスタッフに配り、レコーディングでデイヴが歌う様子を眺める。デイヴが打ち合わせでロサンゼルスに向かい、グレタは自分がデイヴにクリスマスプレ・・・

思いつき

グレタはダンに電話をし、一緒にサウルの元に行く。だがサウルは契約に乗り気ではなく、デモを作る制作費も出し渋る。ダンは思い切ってニューヨークのさまざまな場所でライブ録音したアルバムを作ることを思いつく。スティーヴのほか、ヴァイオリン、チェロ、ピアノのミュージシャンたちが集められる。また、ダンに見いだされて成功したトラブルガムは協力を約束してくれ、ドラムとベースの金を出してくれる。

シーン 5

グレタが曲を作る理由

ニューヨークのバーで友人のスティーヴに勧められて曲を演奏したグレタ。グレタが演奏・・・した曲をダンが気に入る。ダンからレコード会社との契約を勧められたグレタだったが、グレタは契約するつもりはないと語る。それでも食い下がるダンに、「気が向いたら電話をする」と話して別れるグレタ。恋人のデイヴとの過去を思い出したあと、グレタはダン・・・

アルバム制作

アルバム制作が始まる。路上で録音し、近くにいた子どもたちにコーラスを歌ってもらう。バイオレットと会ったグレタは、服装のアドバイスをするなど意気投合する。ギターを弾くというバイオレットに、ビルの屋上での録音に参加するように誘うグレタ。ためらうダンだったが参加してもらうことにし、ミリアムにも来るように誘う。

スプリッター

ダンはグレタに、ミリアムが浮気をして家を出ていこうとしたものの、浮気相手が及び腰になったためにその話はなくなり、その結果ダンが神経衰弱に陥った過去を話す。かつてダンとミリアムが同じ曲を聞きながら散歩する時に使われたスプリッターで、2人は互いのプレイリストの曲を聞きながら町を歩き、ダンは音楽の素晴らしさについて話す。

セッション

賞を受賞したデイヴが「夢だった」と語るのを見たグレタは、かつてデイヴと暮らした時にはスターになることを夢見ていなかったと語る。酔っ払ったグレタは即興で歌を作り、スティーヴと一緒に演奏した曲をデイヴのボイスメッセージに残す。ビルの屋上での録音が行われる。バイオレットも加わり、ダンもベースとして参加する。

打ち上げ

打ち上げのパーティが開かれ、ダンの家族も参加して一緒に楽しむ。ダンは禁酒を決意する。グレタは連絡してきたデイヴと会うことにする。デイヴの新しいアルバムを聞いたグレタは、グレタが作った曲「LOST STARS」がポップスにアレンジされていることに不満をもらす。だが、デイヴはライブで盛り上がると話す。次のライブに来てほしいと言われたグレタは承諾する。

デイヴのライブ

サウルはアルバムを気に入り、グレタとの契約を望む。ライブで「LOST STARS」をもともとのアレンジで歌うデイヴを見るグレタ。だが観客を盛り上げるデイヴの姿を見て、グレタは去っていく。デイヴはミリアムとよりを戻し、家に戻ることになる。グレタはサウルのレコード会社と契約しないことに決め、インターネット上でアルバムを1ドルで販売する。協力したデイヴはサウルにシラを切るが、サウルから再びクビを言い渡される。