登場人物・キャスト　ブリッジ・オブ・スパイ

フランシス・ゲイリー・パワーズ(オースティン・ストウェル)

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フランシス・ゲイリー・パワーズは、CIAのスパイとしてU-2偵察機でソ連領内の撮影を行っていた、映画「ブリッジ・オブ・スパイ」の登場人物。実在の人物。空軍に所属していたところ、CIAに引き抜かれソ連領内の撮影の任務を行っていた。1962年、偵察機で任務遂行中に攻撃を受け、至近距離の爆発によって偵察機のコントロールを失う。命令通りに機体の破壊スイッチを押そうとするが、手が届かないままにパラシュートが開いてしまう。

ソ連側に拘留され、公開の裁判の場で禁錮10年の判決を言い渡される。その後、アメリカ側の機密を話すように拷問を受けるが何も話さない。アベルとの交換が決まり、グリーニッケ橋でアメリカ側に引き渡される。1977年に亡くなり、2000年に機密が解除となったあと、受勲を受けたことが最後の字幕で説明される。

・捕まる前に自殺するように命じられていたために、自殺できなかったことへの風当たりは強く。アメリカ側に引き渡されたあとにCIAのエージェントに礼を伝えようとするものの、冷たい態度を取られる。

キャスト

フランシス・ゲイリー・パワーズを演じているのは、アメリカの俳優であるオースティン・ストウェル。公開時31歳頃。同時期の出演作には、「セッション」(2014)などがある。

「ブリッジ・オブ・スパイ」の関連項目

セリフ・名言 15 ブリッジ・オブ・スパイ

ドノヴァン「パワーズはアメリカで1番嫌われてる。アベルと・・・私の次に」

1:33:30頃ソ連で拘留されたパワーズは、捕らえられたら死を選択するように命・・・じられていた。だがパワーズは生き延び、アベルとの交換についての交渉が行われていた。CIAもアメリカの世論もパワーズに否定的だったが、ドノヴァンは自分とアベルの方が嫌われていると語る。・・・

セリフ・名言 20 ブリッジ・オブ・スパイ

ドノヴァン「他人がどう考えるかなんて気にするな。君は自分のしたことを知ってる」

2:08:05頃アベルとの人質交換でアメリカ側に引き渡されたパワーズ。パワーズ・・・はCIAのホフマンたちに礼を言おうとするが、命じられた通り自殺しなかったパワーズに対し、ホフマンたちの態度は冷たかった。パワーズはドノヴァンに、「ソ連側に何も話していない」と語る。そんなパワーズにかけるドノヴァンの言葉。ドノヴァンは、アメリ・・・

キーワード 10 ブリッジ・オブ・スパイ

CIA

ドノヴァンはCIA長官ダレスからの直々の依頼で、民間人としてパワーズとアベルの交・・・換交渉のためにベルリンに向かうことになる。ダレスはドノヴァンに、家族にもベルリン行きを言ってはいけないと厳命する。ちなみに、ドノヴァンとダレスが面会した時、ダレスがドノヴァンのコーヒーの飲み方を知っていることにドノヴァンが驚くシーンがある。・・・

キーワード 11 ブリッジ・オブ・スパイ

パイロット、高高度偵察機U-2

U-2は、ロッキード社が開発した高高度偵察機。翼幅24メートルで、ブラット&ホイ・・・ットニーJ57 P37エンジンを1基搭載。推力は4540kg、最高時速は時速約690キロと遅い。巡航高度は2万1000メートルと非常に高いが、高高度飛行を実現するために機体は非常に軽い。撮影用に4,500ミリレンズのカメラが3つあり、過去の・・・

キーワード 9 ブリッジ・オブ・スパイ

人質交換、グリーニッケ橋、チェックポイントチャーリー

パワーズ&プライヤーとアベルの交換は土曜日の早朝5時半に行われることになる。パワ・・・ーズとアベルの交換はグリーニッケ橋で行われ、橋の両側に立ったアベルとパワーズを双方が確認する。一方プライヤーは、国境検問所のチェックポイントチャーリーでアメリカ側に引き渡される。プライヤーの到着が遅いため、CIAのホフマンはアベルに橋を渡る・・・