サウンド・オブ・ミュージック
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「サウンド・オブ・ミュージック」は、多くのヒット作を生み出してきたリチャード・ロジャース作曲=オスカー・ハマースタイン二世作詞のコンビによるミュージカルを映画化した作品。ミュージカルは、マリア・フォン・トラップの自叙伝と、自叙伝を元にしたドイツ映画「菩提樹」(1956)を下敷きにしている。 アカデミー賞の10部門にノミネートされ、作品賞を含む5部門(作品賞、監督賞、編集賞、音楽賞、録音賞)を受賞するなど高い評価を得た。また、2001年には、アメリカ国立フィルム登録簿に登録された。興行的にも1965年の最大のヒットとなり、これまで興行収入の最高記録だった「風と共に去りぬ」(1939)を塗り替えた。
修道院
オーストリア、ザルツブルグ。1930年代、最後の栄光の時。修道女の見習いであるマリアは、自然あふれる山の中で、大きな声で楽しそうに歌い踊っている。修道院ではマリアの姿が見えないことが話題になっている。修道院長や修道女たちは、「お転婆で奔放なマリアに修道院が向いていない」と話をしている。
シーン 1
サウンド・オブ・ミュージック
「サウンド・オブ・ミュージック」のオープニングのシーン。オーストリアのザルツブル・・・ グの美しい自然の様子が映し出された後、丘に立つ女性マリアにカメラが近づく。マリアは気持ちよさそうに両手を広げながら、「サウンド・オブ・ミュージック(THE SOUND OF MUSIC)」を歌い出す。
「サウンド・オブ・ミュージック」は、・・・
家庭教師
マリアが大あわてで外から戻ってくる。修道女と話をした修道院長は、マリアを呼び出す。マリアは、修道院の中で歌を歌い、おしゃべりをしてしまうことを謝る。修道院長は、マリアにトラップ家の家庭教師となるようにマリアに話す。トラップ家には7人の子どもたちがおり、大佐の妻が亡くなってから家庭教師が長続きしないために困っているのだという。修道院に残りたがるマリアだったが、神の御心と考えて、家庭教師を引き受ける。
トラップ家へ
修道院を出たマリアは、不安を胸に抱きながら、トラップ家に向かう。トラップ家の大きな屋敷に驚くマリア。ベルを鳴らして屋敷に招き入れられたマリアは、トラップ大佐と面会する。トラップ大佐は規律を重んじる人物で、子どもたちにも規律正しい生活を送らせるようにマリアに命じる。そして、トラップ大佐はフエを使って7人の子どもたちを呼び出す。マリアは驚く。
シーン 1
サウンド・オブ・ミュージック
「サウンド・オブ・ミュージック」のオープニングのシーン。オーストリアのザルツブル・・・ グの美しい自然の様子が映し出された後、丘に立つ女性マリアにカメラが近づく。マリアは気持ちよさそうに両手を広げながら、「サウンド・オブ・ミュージック(THE SOUND OF MUSIC)」を歌い出す。
「サウンド・オブ・ミュージック」は、・・・
シーン 2
サウンド・オブ・ミュージック
トラップ家の7人きょうだいの長女で16歳のリーズルは、17歳のロルフと恋人同士。・・・ トラップ大佐に電報を届けに来たロルフは、庭でリーズルと落ち合う。ベンチで愛を語り合う2人だったが、雨が降り出してくる。ガゼボ(東屋)に場所を移した2人は、「もうすぐ17才(SIXTEEN GOING ON SEVENTEEN)」を歌いながら・・・
シーン 3
サウンド・オブ・ミュージック
トラップ家の7人の子どもたちの家庭教師となったマリアだったが、子どもたちからいた・・・ ずらの洗礼を受ける。だが、怒らずにあえて感謝を述べるマリアに、子どもたちは反省する。その夜、外は雷雨となる。雷をこわがる子どもたちは、マリアの部屋へと集まってくる。
集まってきた子どもたちに、マリアは「こわい時は好きなことを思い出せばいい・・・
人物 1
サウンド・オブ・ミュージック
俳優:ジュリー・アンドリュース
マリアは、トラップ家の7人の子どもたちの家庭教師となる女性である、映画「サウンド・・・ ・オブ・ミュージック」の登場人物。実在の人物をモデルにしている。修道女に憧れて修道院に入っていたが、明るくて自由な性格が修道院に合わないと考えられ、トラップ家の家庭教師となるように修道院長に命じられる。短い髪がトレードマーク。美しい歌声を持・・・
人物 2
サウンド・オブ・ミュージック
俳優:クリストファー・プラマー
ゲオルク・フォン・トラップ大佐は、オーストリアの海軍の英雄である、映画「サウンド・・・ ・オブ・ミュージック」の登場人物。実在の人物をモデルにしている。亡くなった妻との間に7人の子どもがおり、ザルツブルグの屋敷で子どもたちと暮らしている。妻のことを今も思い続ける一方で、ウィーンのエルザという女性と恋仲の関係にあり、1カ月も家を・・・
人物 3
サウンド・オブ・ミュージック
俳優:エリノア・パーカー
エルザは、ウィーンの富豪である、映画「サウンド・オブ・ミュージック」の登場人物。・・・ 非常におしゃれな女性で、ウィーンでは華やかなサロンを開き、流行のドレスを身につけ、取り巻きたちとパーティを繰り広げている。だが孤独も感じており、妻を失った孤独を抱えているトラップ大佐と惹かれ合う。
トラップ大佐に連れられて郊外のトラップ大・・・
セリフ・名言 1
サウンド・オブ・ミュージック
0:16:05頃
幼い頃から修道女に憧れ、見習いとして修道院にやって来たマリア。・・・ だが、音楽を愛する明るい性格のマリアは、修道院の中では禁じられている歌をどうしても口ずさんでしまう。そして、他の修道女たちからは修道院に合わないと思われているのだった。
・・・
セリフ・名言 2
サウンド・オブ・ミュージック
0:18:45頃
マリアの性格が修道院に合わないと考えた修道院長は、マリアをトラ・・・ ップ家の家庭教師として送り出すことに決める。いやがるマリアだったが、修道院長に説得される。トラップ家へと向かうために修道院を出た時にマリアがつぶやく言葉。
・・・
セリフ・名言 3
サウンド・オブ・ミュージック
0:25:20頃
修道院から家庭教師としてトラップ家に派遣されたマリア。修道女の・・・ 見習いだったマリアは、みすぼらしい服装をしていた。ちなみに、このあといったん修道院に戻ったマリアが再びトラップ家に戻る時には、入所したばかりの修道女が着ていた服を着用している。
・・・
音楽 1
サウンド・オブ・ミュージック
「サウンド・オブ・ミュージック(THE SOUND OF MUSIC)」は、リチ・・・ ャード・ロジャース作曲、オスカー・ハマースタイン二世作詞による曲。原作となったミュージカルでも歌われた。冒頭の山の草原や小川などでマリアが歌うシーン(0:02:45頃)、子どもたちがエルザに対して歌いトラップ大佐も歌うシーン(1:15:00・・・
音楽 2
サウンド・オブ・ミュージック
「マリア(MARIA)」は、リチャード・ロジャース作曲、オスカー・ハマースタイン・・・ 二世作詞による曲。原作となったミュージカルでも歌われた。修道女たちがマリアの良いところや悪いところを歌うシーン(0:11:00頃)で使われている。また、トラップ大佐とマリアの結婚式のシーンでも合唱が使われている(2:16:55頃)。
・・・
音楽 3
サウンド・オブ・ミュージック
「自信を持って(I HAVE CONFIDENCE)」は、映画のために作られた曲・・・ で、オリジナルのミュージカルでは使用されていない。オスカー・ハマースタイン二世は死去していたため、リチャード・ロジャースとアーネスト・レーマンが作詞を担当している。修道院からトラップ家に向かうマリアが、不安を感じながらも勇気を出そうとする気・・・
キーワード 1
サウンド・オブ・ミュージック
「サウンド・オブ・ミュージック」は、アカデミー賞の10部門にノミネートされ、作品・・・ 賞を含む5部門(作品賞、監督賞、編集賞、音楽賞、録音賞)を受賞するなど高い評価を得た。また、2001年には、アメリカ国立フィルム登録簿に登録された。興行的にも1965年の最大のヒットとなり、これまで興行収入の最高記録だった「風と共に去りぬ」・・・
キーワード 2
サウンド・オブ・ミュージック
「サウンド・オブ・ミュージック」は、ブロードウェイのミュージカルの映画化作品であ・・・ る。ミュージカルは、多くのヒット作を生み出してきたリチャード・ロジャース作曲=オスカー・ハマースタイン二世作詞のコンビによる作品で、1959年に初演された。マリア・フォン・トラップの自叙伝と、自叙伝を元にしたドイツ映画「菩提樹」(1956)・・・
キーワード 3
サウンド・オブ・ミュージック
「サウンド・オブ・ミュージック」は、マリア・フォン・トラップの自叙伝を元にしてい・・・ る。マリアが修道院に入っていたこと、家庭教師としてトラップ家で働いたこと、トラップ少佐(映画では大佐)と結婚したことは事実だが、年代などは異なっている。また、トラップ少佐は映画で描かれているほど厳格な人物ではなく、マリアはトラップ大佐の描か・・・