登場人物・キャスト サウンド・オブ・ミュージック
マリア(ジュリー・アンドリュース)
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The Sound of Music (1/5) Movie CLIP - The Sound of Music (1965) HD
マリアは、トラップ家の7人の子どもたちの家庭教師となる女性である、映画「サウンド・オブ・ミュージック」の登場人物。実在の人物をモデルにしている。修道女に憧れて修道院に入っていたが、明るくて自由な性格が修道院に合わないと考えられ、トラップ家の家庭教師となるように修道院長に命じられる。短い髪がトレードマーク。美しい歌声を持ち、自身も歌うことが大好き。
トラップ家では、権威主義的で子どもたちを抑えつけているトラップ大佐の命令に反して、トラップ大佐が不在の間に子どもたちを外に連れ出す。歌を教えて一緒に歌い、子どもたちに慕われるようになる。怒ったトラップ大佐によって修道院に戻されそうになるが、子どもたちの歌声を聞いたトラップ大佐に認められる。
自分でも気づかないままにトラップ大佐にも惹かれていく。舞踏会の日にトラップ大佐とダンスをした時に、顔を赤らめる自分に気づいて動揺。トラップ大佐の恋人であるエルザからトラップ大佐への恋心を指摘される。これ以上屋敷にとどまれないと考え、置き手紙をして修道院に戻る。
修道院では部屋にこもって神に祈りをささげ、修道誓願を立てようとする。だが、事情を聞いた修道院長から、「男女の愛も神聖なもの」と説得され、再びトラップ家に戻る。トラップ大佐とエルザの結婚が決まっていたことから絶望するものの、エルザに別れを告げたトラップ大佐から愛を告白され、修道院で結婚式を挙げる。
新婚旅行から戻り、ナチスから召集令状が届いたために亡命を決意したトラップ大佐と一緒に、子どもたちを連れて逃げようとする。ナチスに見つかってしまいものの、トラップ大佐が音楽祭に出演するとごまかし、音楽祭出演後に逃亡。一時的に身を隠した修道院で修道女の助けを借り、アルプスの山を越えてスイスに向かう。
・子どもの頃から、ピクニックに訪れた際に修道院をのぞくなど、修道女に憧れていた。だが、実際に修道院に入ってからは、歌を歌ったり思ったことを口に出したりと、規則に違反してしまう。
・自前のギターを持っており、家庭教師としてトラップ家に向かう時にもギターを抱えていく。子どもたちに歌を教える時にギターを使う。裁縫の腕前も達者で、いらなくなったカーテンを使って、子どもたちに外で遊ぶための服を作ってやる。
・マリアは実在の人物をモデルにしており、「サウンド・オブ・ミュージック」はマリアの自叙伝を元にしている。修道院に入っていたこと、家庭教師としてトラップ家で働き、トラップ少佐(映画では大佐)と結婚したことは事実だが、年代などは異なっている。また、映画でのトラップ大佐の描き方には不満を抱いていたという。
キャスト
マリアを演じているのは、イギリスの俳優であるジュリー・アンドリュース。公開時30歳頃。本作でアカデミー賞主演女優賞にノミネートされた。同時期の出演作には、アカデミー主演女優賞を受賞した「メリー・ポピンズ」(1964)のほか、「卑怯者の勲章」(1964)、「引き裂かれたカーテン」(1966)などがある。
「サウンド・オブ・ミュージック」の関連項目
セリフ・名言 1
サウンド・オブ・ミュージック
0:16:05頃
幼い頃から修道女に憧れ、見習いとして修道院にやって来たマリア。・・・だが、音楽を愛する明るい性格のマリアは、修道院の中では禁じられている歌をどうしても口ずさんでしまう。そして、他の修道女たちからは修道院に合わないと思われているのだった。
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セリフ・名言 2
サウンド・オブ・ミュージック
0:18:45頃
マリアの性格が修道院に合わないと考えた修道院長は、マリアをトラ・・・ップ家の家庭教師として送り出すことに決める。いやがるマリアだったが、修道院長に説得される。トラップ家へと向かうために修道院を出た時にマリアがつぶやく言葉。
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セリフ・名言 4
サウンド・オブ・ミュージック
0:29:25頃
家庭教師としてトラップ家にやって来たマリアは、トラップ家の主で・・・あるトラップ大佐がフエを使って子どもたちを呼び出したりする姿を見て驚く。トラップ大佐のやり方が好きではないマリアは、フエを鳴らしてトラップ大佐を振り向かせ、皮肉を言うのだった。
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セリフ・名言 8
サウンド・オブ・ミュージック
0:33:55頃
ポケットにカエルを入れられ、夕食の時にはイスに松かさを置かれた・・・マリア。子どもたちのいたずらに対し、マリアは怒るのではなくて感謝の言葉を述べる。マリアの言葉を聞いた子どもたちの中には泣き出してしまう子もいる。マリアは、してやったりの表情を浮かべる。
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人物 2
サウンド・オブ・ミュージック
俳優:クリストファー・プラマー
ゲオルク・フォン・トラップ大佐は、オーストリアの海軍の英雄である、映画「サウンド・・・・オブ・ミュージック」の登場人物。実在の人物をモデルにしている。亡くなった妻との間に7人の子どもがおり、ザルツブルグの屋敷で子どもたちと暮らしている。妻のことを今も思い続ける一方で、ウィーンのエルザという女性と恋仲の関係にあり、1カ月も家を・・・
その他の「サウンド・オブ・ミュージック」の登場人物・キャスト
人物 2
サウンド・オブ・ミュージック
俳優:クリストファー・プラマー
ゲオルク・フォン・トラップ大佐は、オーストリアの海軍の英雄である、映画「サウンド・・・・オブ・ミュージック」の登場人物。実在の人物をモデルにしている。亡くなった妻との間に7人の子どもがおり、ザルツブルグの屋敷で子どもたちと暮らしている。妻のことを今も思い続ける一方で、ウィーンのエルザという女性と恋仲の関係にあり、1カ月も家を・・・
人物 3
サウンド・オブ・ミュージック
俳優:エリノア・パーカー
エルザは、ウィーンの富豪である、映画「サウンド・オブ・ミュージック」の登場人物。・・・非常におしゃれな女性で、ウィーンでは華やかなサロンを開き、流行のドレスを身につけ、取り巻きたちとパーティを繰り広げている。だが孤独も感じており、妻を失った孤独を抱えているトラップ大佐と惹かれ合う。
トラップ大佐に連れられて郊外のトラップ大・・・
人物 4
サウンド・オブ・ミュージック
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マックス・デトワイラーは、トラップ大佐の友人である、映画「サウンド・オブ・ミュー・・・ジック」の登場人物。音楽関係の仕事をしており、有能なミュージシャンを探し求めている。トラップ大佐とエルザの両方の友人で、2人が結婚することを望んでいる。明るい性格で子どもたちからも好かれている。一方で、政治的信条がないため、ナチスとはうまく・・・
人物 5
サウンド・オブ・ミュージック
俳優:シャーミアン・カー
リーズルは、トラップ大佐の7人きょうだいの長女である、映画「サウンド・オブ・ミュ・・・ージック」の登場人物。16歳。家庭教師は必要ないと考えている。電報配達をしているロルフと恋仲。トラップ大佐宛の電報を配達に来たロルフと夕食後に愛を語り合い、ガゼボ(東屋)で歌い踊る。玄関の鍵をかけられてしまったために、雷雨によってびしょぬれ・・・
人物 6
サウンド・オブ・ミュージック
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