登場人物・キャスト サウンド・オブ・ミュージック

ゲオルク・フォン・トラップ大佐(クリストファー・プラマー)

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ゲオルク・フォン・トラップ大佐は、オーストリアの海軍の英雄である、映画「サウンド・オブ・ミュージック」の登場人物。実在の人物をモデルにしている。亡くなった妻との間に7人の子どもがおり、ザルツブルグの屋敷で子どもたちと暮らしている。妻のことを今も思い続ける一方で、ウィーンのエルザという女性と恋仲の関係にあり、1カ月も家を空けてウィーンに滞在することもある。愛国者であり、オーストリアを併合しようとしているナチスに反感を抱いている。

子どもたちに対しては厳しく、フエを使って子どもたちを呼び出し、食事中のおしゃべりも禁じている。家庭教師としてやって来たマリアに対しても、子どもたちへの厳しい教育方針を伝える。その後、ウィーンに滞在し、エルザや友人のマックスと屋敷に戻ってきた時に、子どもたちが木登りやボート遊びをしていることを知って怒り、マリアを修道院に戻そうとする。だが、子どもたちがマリアの教えた歌をエルザに歌う姿を見て、音楽を屋敷によみがえらせた感謝をマリアに告げ、残るように頼む。

子どもたちに対して優しくなるとともに、マリアに惹かれていく。トラップ大佐を意識するようになったマリアが修道院に戻ったあと、エルザとの結婚を決める。だが、マリアが戻ってきたことから、エルザに婚約解消を告げ、マリアと結婚する。

マリアとの新婚旅行から戻ると、ウィーンを併合したナチスから、海軍への召集令状が届く。召集に応じるつもりはなく、家族とスイスへの亡命を決意する。だが、屋敷を出たところでナチスの党員に見つかってしまい、「音楽祭に出演する」とごまかす。音楽祭では、観客のオーストリアの人々に向けて、オーストリアをたたえる歌である「エーデルワイス」を歌う。出演後、ナチスの目を盗んで家族と車で逃亡し、アルプスを越えてスイスへと向かう。

・実在の人物をモデルにしている。亡き妻との間の7人の子どもやマリアとの結婚は実際のとおりだが、年代などは異なっている。

・子どもたちの教育については、規律と礼節を重視し、夏休みでも午前中は勉強させ、午後は戸外で行進と体操をさせ、就寝時間は厳守させる。実際のトラップ少佐(映画では大佐)はそこまで厳しい人物ではなかったという。

キャスト

ゲオルク・フォン・トラップ大佐を演じているのは、カナダの俳優であるクリストファー・プラマー。公開時36歳頃。同時期の出演作には、「ローマ帝国の滅亡」(1964)などがある。映画内で披露されるギターの音色や歌声は吹き替えられている。

「サウンド・オブ・ミュージック」の関連項目

セリフ・名言 9 サウンド・オブ・ミュージック

トラップ大佐「いや何とかできる。何とかするべきだ」

1:09:55頃 映画の舞台となっているのは、ナチス・ドイツに併合される直前のオ・・・ーストリアである。オーストリアの海軍の英雄で愛国者のトラップ大佐は、併合に反対している。政治信念のないマックスとは異なり、トラップ大佐は信念を貫く人物だった。 ・・・
セリフ・名言 10 サウンド・オブ・ミュージック

トラップ大佐「消えてゆこうとしている世界だ。私はそのことを恐れている」

1:10:25頃 恋人であり結婚も考えているエルザを、自宅の屋敷に連れてきたトラ・・・ップ大佐。間もなくナチス・ドイツに併合されるであろうオーストリアの事を考えるトラップ大佐とエルザのやりとり。愛国者のトラップ大佐は、母国が併合されることに耐えられない思いを抱いていた。 ・・・
セリフ・名言 11 サウンド・オブ・ミュージック

トラップ大佐「あなたは音楽を我が家によみがえらせてくれた。私が忘れていた音楽を」

1:18:05頃 子どもたちに対して厳しい教育方針で育てていたトラップ大佐。屋敷・・・を留守にしている間に、新しい家庭教師のマリアは、子どもたちを遊ばせ、歌う喜びを教えていた。怒ったトラップ大佐は、マリアに修道院に戻るように命じる。だが、子どもたちの美しい歌声を聞いて、考えをあらためるのだった。 ・・・
セリフ・名言 12 サウンド・オブ・ミュージック

トラップ大佐「失敗しましたな。あなたを責めているのです」

1:37:35頃 トラップ大佐は、結婚を考えているエルザの紹介も兼ねて、屋敷で舞・・・踏会を開く。オーストリア人だがナチス党員であるツェラーは、屋敷に飾られたオーストリア国旗をよく思わない。そんなツェラーとトラップ大佐のやりとり。 ・・・
セリフ・名言 16 サウンド・オブ・ミュージック

トラップ大佐「他の女性を愛してしまったのに、別の女性と結婚することが、あなたにできますか?」

2:09:50頃 マリアに愛情を感じるようになっていたトラップ大佐だったが、マリ・・・アは修道院へと戻ってしまう。トラップ大佐は、エルザとの結婚を決意し、子どもたちにも発表する。だが、マリアが戻ってきたことから、エルザに婚約解消を申し出て、エルザも受け入れる。トラップ大佐とエルザが結婚すると思っていたマリアに、トラップ大佐が・・・
セリフ・名言 18 サウンド・オブ・ミュージック

トラップ大佐「みなさんの心にもあるこの愛。決してこの愛を死なせないことを、祈っています」

2:35:45頃 子どもたちや妻のマリアと、ザルツブルグ音楽祭のステージに立った・・・トラップ大佐。愛国者であるトラップ大佐が、ナチス・ドイツに併合されたオーストリアのことを思いながら、オーストリアをたたえる歌である「エーデルワイス」を歌う。途中から、客席のオーストリアの人々もトラップ大佐と一緒に歌い、会場は「エーデルワイス・・・

その他の「サウンド・オブ・ミュージック」の登場人物・キャスト

人物 3 サウンド・オブ・ミュージック

エルザ

俳優:エリノア・パーカー エルザは、ウィーンの富豪である、映画「サウンド・オブ・ミュージック」の登場人物。・・・非常におしゃれな女性で、ウィーンでは華やかなサロンを開き、流行のドレスを身につけ、取り巻きたちとパーティを繰り広げている。だが孤独も感じており、妻を失った孤独を抱えているトラップ大佐と惹かれ合う。 トラップ大佐に連れられて郊外のトラップ大・・・
人物 4 サウンド・オブ・ミュージック

マックス・デトワイラー

俳優:リチャード・ヘイドン マックス・デトワイラーは、トラップ大佐の友人である、映画「サウンド・オブ・ミュー・・・ジック」の登場人物。音楽関係の仕事をしており、有能なミュージシャンを探し求めている。トラップ大佐とエルザの両方の友人で、2人が結婚することを望んでいる。明るい性格で子どもたちからも好かれている。一方で、政治的信条がないため、ナチスとはうまく・・・
人物 5 サウンド・オブ・ミュージック

リーズル

俳優:シャーミアン・カー リーズルは、トラップ大佐の7人きょうだいの長女である、映画「サウンド・オブ・ミュ・・・ージック」の登場人物。16歳。家庭教師は必要ないと考えている。電報配達をしているロルフと恋仲。トラップ大佐宛の電報を配達に来たロルフと夕食後に愛を語り合い、ガゼボ(東屋)で歌い踊る。玄関の鍵をかけられてしまったために、雷雨によってびしょぬれ・・・
人物 6 サウンド・オブ・ミュージック

フリードリッヒ

俳優:ニコラス・ハモンド フリードリッヒは、トラップ大佐の7人きょうだいの長男である、映画「サウンド・オブ・・・・ミュージック」の登場人物。14歳で、マリアへの自己紹介では「問題児」と語る。マリアを慕うようになり、歌を教わる。トラップ・ファミリー合唱団として音楽祭に出演し、優勝を勝ち取る。トラップ家の屋敷で舞踏会が開かれた時には、リーズルと踊る姿を見・・・
人物 7 サウンド・オブ・ミュージック

ルイーザ

俳優:ヘザー・メンジース ルイーザは、トラップ大佐の7人きょうだいの二女である、映画「サウンド・オブ・ミュ・・・ージック」の登場人物。13歳。マリアへの自己紹介ではブリギッタと名乗ってマリアを混乱させようとするが、失敗に終わる。マリアを慕うようになり、歌を教わる。トラップ・ファミリー合唱団として音楽祭に出演し、優勝を勝ち取る。リーズルによると、家庭教・・・
ストーリー サウンド・オブ・ミュージック

ストーリー・あらすじ紹介

サウンド・オブ・ミュージックのストーリー・あらすじ紹介。
セリフ・名言 サウンド・オブ・ミュージック

セリフ紹介

サウンド・オブ・ミュージックのセリフ紹介。
音楽 サウンド・オブ・ミュージック

音楽紹介

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キーワード サウンド・オブ・ミュージック

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シーン サウンド・オブ・ミュージック

シーン紹介

サウンド・オブ・ミュージックのシーン紹介。
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