キーワード 桜、雪、キス、踏切
桜、雪、キス、踏切
重要な部分に触れている場合があります。
「秒速5センチメートル」は3つの短編の連作の形となっており、1話目は「桜花抄」と名づけられている。冒頭では、小学生時代の明里が、桜の落ちるスピードが「秒速5センチメートル」であると貴樹に教えるシーンもある。また明里は、舞い散る桜を「まるで雪みたい」と表現する。
転校した明里のいる栃木県の岩舟駅に電車で向かうことにした貴樹だったが、大雪に遭遇してしまう。電車は大幅に遅れ、貴樹は電車の中でじっと耐え忍ぶ。ようやく岩舟駅に着いたあと、2人は岩舟駅近くに立つ大きな桜の木の下に立ち、舞い散る雪の中でキスをする。
社会人となったもの会社をやめた貴樹は、桜の舞い散る日に、踏切ですれ違った女性のことが気になる。踏切を渡り終えたあと、貴樹も女性も振り返るが、走行してきた電車によって視界がさえぎられてしまう。電車が去った時には女性の姿はすでにない。
「秒速5センチメートル」の関連項目
人物 1
秒速5センチメートル
俳優:水橋研二
遠野貴樹は、明里のことを想う、「秒速5センチメートル」の登場人物。小学3年生の時・・・に東京に転校し、小学4年生の時に転校してきた篠原明里と知り合う。ともに体がまだ弱く、一緒に図書館で過ごすことが多かったことから親しくなる。クラスメイトに関係をからかわれた時には、明里を守ってやったりもする。小学校の卒業と同時に明里が栃木に引・・・
人物 2
秒速5センチメートル
俳優:近藤好美/尾上綾華
篠原明里は、貴樹のことを想う、「秒速5センチメートル」の登場人物。小学校4年生の・・・時に東京に転校し、遠野貴樹と出会う。ともに体がまだ弱く、一緒に図書館で過ごすことが多かったことから親しくなる。クラスメイトに関係をからかわれた時には、貴樹に助けてもらったりもする。小学校の卒業と同時に栃木に引っ越すことになる。引っ越し後に貴・・・
セリフ・名言 24
秒速5センチメートル
0:49:25頃
東京で社会人となった貴樹。ある日、桜の舞う踏切を渡る時に、すれ・・・ちがった女性に強い何かを感じる。そして、女性の方も貴樹に何かを感じる。踏切を渡ったあと、2人は互いに振り返るものの、走行してきた列車が2人の視界をさえぎってしまう。
・・・
キーワード 1
秒速5センチメートル
「秒速5センチメートル」は、アジア太平洋映画賞のアニメーション映画賞を受賞するな・・・どの評価を受けた。また、同年には新海誠監督による小説版も単行本化され、2010年には清家雪子作画の漫画版も連載された。
・・・
音楽 5
秒速5センチメートル
「秒速5センチメートル」の音楽を担当しているのは天門。ともに新海誠監督作の「ほし・・・のこえ」(2001)と「雲のむこう、約束の場所」(2004)の音楽も担当した。
・・・
その他の「秒速5センチメートル」のキーワード
キーワード 4
秒速5センチメートル
中学入学のタイミングで転校した明里は、半年後に貴樹に手紙を書く。これを機に2人は・・・文通を始める。貴樹の種子島への転校の前に会うことになった時、2人はともに相手に宛てた手紙を書く。だが貴樹の書いた手紙は乗り換えの駅で風に飛ばされてしまい、明里の書いた手紙は渡されないまま明里の手元に置かれる。その後、2人は文通を続けていたも・・・
キーワード 5
秒速5センチメートル
貴樹が明里に会うために向かう駅はJR両毛線の岩舟駅である。貴樹は、豪徳寺から小田・・・急線で新宿に向かい、埼京線で大宮に向かう。大宮から宇都宮線で小山に向かい、小山から両毛線で岩舟に到着する。宇都宮線では、久喜駅と野木駅で大雪のために停車する。岩舟駅の駅舎は小さく、ストーブが置かれている。貴樹は待っていてくれた明里と再会し、・・・
キーワード 6
秒速5センチメートル
中学1年の3学期の終わりに、貴樹は種子島へと転校になる。貴樹や花苗の移動手段はバ・・・イク(カブ)で、途中でコンビニに立ち寄り、紙パックの「デーリィコーヒー」や「デーリィヨーグルッペ」を買うのが日課になっている。貴樹は高校卒業まで種子島にいるが、東京の大学に進学するために島を離れることになる。種子島空港から貴樹が飛行機で去っ・・・
キーワード 7
秒速5センチメートル
深宇宙探査機「ELISH(エリシュ)」は、架空の宇宙探査機。太陽圏外への探査を目・・・的に打ち上げられる。貴樹はそのあまりにも壮大で孤独な旅路に思いを馳せる。貴樹への告白を心に決めた花苗が貴樹の前で泣き出してしまった時、ロケットが発射される。ロケットを見た花苗は、貴樹が自分を見ていないことを悟る。その後、9年の時がたち、社会・・・
キーワード 8
秒速5センチメートル
種子島の高校に通う花苗は、サーフィンを趣味としている。だが、貴樹への思いや進路に・・・悩む花苗は、うまく波に乗れなくなってしまう。ある秋の日、貴樹も悩みながら生きていることを知った花苗は、「できることから1つずつやっていく」と吹っ切れ、波に乗ることに成功する。一方の貴樹は、中学1年生の時はサッカーを、高校では弓道をしている。・・・